2005年11月03日(木) |
バレエ「カルミナ・ブラーナ」 |
バレエというより、ミュージカルのノリで非常に面白かった。 フォーラムとかオーチャードでも大丈夫っぽい感じ。
大迫力の曲は、修道院で発見された13世紀の詩集にカール・オルフが作曲した躍動感溢れる世俗カンタータだ。 今回初めて知ったのだが、歌詞がどのくらい世俗的かというと「たとえ世界中が自分のものでも英国王妃を抱けるなら、それもいらね〜」とか、酒と女のことばっかりなのだそうだ。 その歌詞が大オーケストラと混声合唱団とソリスト達で派手に力強く迫り来る。 何人入ったのだろう、オーケストラピットの中は合唱団員とオーケストラでどえらい混雑。
三人の神学生が、禁欲とその解放を謳うも、運命の女神にこてんぱんにやられちゃうという教訓話。女神は、黒い目隠し・黒いミニのボディコン・黒いハイヒールというかっこよさ。 運命の女神・三人の神学生ともにビジュアル・踊りともに素晴らしい〜。 神学生3のイアン・マッケイがお気に入り。
音楽:カール・オルフ 指揮 : バリー・ワーズワース 管弦楽 :東京フィルハーモニー交響楽団 合唱 :新国立劇場合唱団 佐藤美枝子(ソプラノ)、ブライアン・アサワ(カウンターテナー)、河野克典(バリトン)
振付:デヴィッド・ビントレー 運命の女神フォルトゥナ:シルヴィア・ヒメネス 神学生1:グリゴリー・バリノフ 神学生2:吉本泰久 神学生3:イアン・マッケイ 恋する女:さいとう美帆 ローストスワン:真忠久美子
◇ 同時上演「ライモンダ」 第1幕より夢の場 「カルミナ・ブラーナ」の前に踊られたが・・・これを持ってくる必要があったのか? かなり辛いものとなっていた。
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