表身頃のココロ
ぼちぼちと。今さらながら。

2005年10月21日(金) サカリ・オラモ×フィンランド響/小澤×マーカス・ロバーツトリオ×N響

サカリ・オラモ フィンランド放送交響楽団

ラトルの抜けた後のバーミンガム市響の音楽監督オラモ。
何だかとても気になる若手指揮者なんである。
古巣のフィンランド放送響を率いての来日だ。
さすがにシベリウスはお家芸よお任せ!ってな感じで美しい響きを聴かせてくれる。
悲愴は、特に木管が美しくてしびれるも金管がひいき目に見てもちょとつらい。
もたっとした所もあったけど全体的にいい感じ。
さてさてここは北欧美人そろい!
またパーカッションのお兄さんは俳優と見まごうばかりの美しさ。
このオケは目にも美しい。・・って私は何をみているのでしょう・・。

シベリウス:交響詩フィンランディア
チャイコフスキー:交響曲悲愴

(10/21 オペラシティコンサートホール)


NHK音楽祭 小澤征爾×マーカス・ロバーツトリオ×N響
子どものためのプログラム
最初は全く気にもとめていなかった演奏会だったが、ある時演目がガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」でマーカス・ロバーツがジャズピアニストと知って、これは!と、チケットを取った。
ジャズバージョンの「ラプソディ・イン・ブルー」には若い頃から思い入れがある。
演奏会間近になって曲目変更があり、ちと残念だが曲調は大差ない。
それよりマーカス・ロバーツひとり参加の予定がトリオで参加に変わったのが大きい。
オーケストラとピアノの協奏曲は、たとえ演奏者がジャズピアニストであっても大きく逸脱することはない。が、ピアノトリオとの協奏曲はかなりスリリングで面白いものになっていた。ガーシュインの曲だからこそ違和感無く出来たことなのだろう。
既に小澤とマーカス・ロバーツトリオは何度も演奏を重ねているらしい。

とにかく楽しかった!
子どもも多かったけど皆おりこうさん。

ベートーヴェン:交響曲5番
ガーシュイン:ピアノ協奏曲ヘ調
千住明:日本交響詩

(10/24 NHKホール)


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