2005年10月19日(水) |
「愛をつづる詩」「ブラザーズ・グリム」他、印象のみ |
◆「愛をつづる詩」Yes [2004年/100分] 監督・脚本・音楽:サリー・ポッター ジョアン・アレン、サイモン・アブカリアン、サム・ニール
サリー・ポッターの選ぶ女優は共通だ。 ティルダ・スウィントン、ケイト・ブランシェット、そしてこのジョアン・アレン。 手足がすらりと伸びて余計な贅肉を持たない美しい肢体、成熟した女の匂い。 (次はクリスティン・スコット・トーマスあたりが来るか?) サリー・ポッター監督のセルフイメージに重なる女優を起用しているようだ。
サリー・ポッター映画は、アーティスティックな香り漂わせながら、女性のための女性のツボを心得た、かなりベタな永遠の乙女系という認識。 この映画も大人の性愛を描きつつ、本質はかなり乙女チック。
原題は「Yes」。 国籍・宗教を越えた愛の肯定、人間の肯定を伝えたかったのだろうか。 しかし、ツメがかなり甘く、ちょっと半端な印象が残ってしまった。
◆「アワーミュージック」Notre Musique [2004年/80分] 監督:ジャン=リュック・ゴダール
私にはゴダール映画を語る教養と言葉がないのっす。 悲しい。
◆「ブラザーズ・グリム」 The Brothers Grimm [2005年/117分] 監督:テリー・ギリアム マット・デイモン、ヒース・レジャー、ジョナサン・プライス、ピーター・ストーメア
敬愛するテリー・ギリアムさん江 とにかく、完成して良かった良かった。 とにかく、何を作っても必ず見るからね〜♪ とにかく、一生ついて行くからね〜♪
◆「コープス・ブライド」Tim Burton's Corpse Bride [2005年/77分] 監督:ティム・バートン
「大人になったからって、大人になれるわけじゃないんだからね!」(by「1980」@ケラ) という人生の真理があるなか、 ティム・バートン、大人になったね、と心から思う。 ↑「チャーリーとチョコレート工場」の方がその気持ち強し
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