表身頃のココロ
ぼちぼちと。今さらながら。

2005年01月05日(水) 「恋に落ちる確率」「ヴィタール」

◆ 恋に落ちる確率
Reconstruction
[デンマーク/2003年/92分]

監督・脚本:クリストファー・ボー
出演:ニコライ・ルー・カース、マリア・ボネヴィー、
クリスター・ヘンリクソン

ある意味実験的、かつ心のひだを巧みに描いた面白い映画だった。

・・が私、うかつな事に、登場する主役女性二人がひとりの女優だとは気がつかなかった!
何と良く似ている女優を使ったことかとは思ったものの、だいたい好きになるのは同じタイプか、はたまた正反対のタイプになるものさ・・などと思い、スルーしてしまった。
それにしても化粧で何と印象の変わることか!
一人二役を見抜けなくても知らなくても、この映画は理解できるし楽しめる・・・が、やはり意味のある事だったのだ。込められたメッセージをリアルタイムで受け取り損ねてしまった。

また、前半と後半の二箇所でスイッチが切り替わるあたりに前後して、バーバーの「弦楽のためのアダージォ」が流されていた。「プラトゥーン」のラストでも流され印象深い旋律だが、ここでは繊細に効果的に使われていた。



◆ ヴィタール
Vital
[日本/2004年/86分]

監督・脚本:塚本晋也
出演:浅野忠信 、柄本奈美、KIKI、岸部一徳、國村隼、
りりィ、木野花、利重剛


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るつ [MAIL]

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