2003年11月13日(木) |
「CVR」@ザ・スズナリ 「青い春」 東京都現代美術館常設展 |
本日も何故かハードかつ充実の一日 ◆東京都現代美術館の常設展○バックステージツアー ◆演劇「V・C・R(ヴィクター・チャーリー・ロミオ)」@ザ・スズナリ ◆映画「青い春」@シネマ下北沢
午前中、近くまで行く用事があったので、その後、東京都現代美術館の常設展へ。 企画展もいいけれど、常設展も捨てがたい。 たまたま月に一度のバック・ステージ・ツアーなるものをやるというので参加してみる。 美術館の裏側なんて滅多に見れるものぢゃない。 展示室とドアひとつ隔てたところに通路やエレベーター、そして分厚い鉄のドアの向こうの倉庫へ。 気温と湿度が常に一定に保たれた倉庫にきちんと整理された絵の数々。 実はたまたま、その日はNHKの取材が来ていて、ツアーに同行。 終了後、インタビューを受ける。もう、馬鹿な受け答えしか出来ず、赤面の至り。 どーも君グッズをいただいたのは、ラッキー♪
木場から下北沢に移動。学校帰りの小娘と合流。 夕方からは下北三昧というか、スズナリ横町界隈三昧か!
まずは、8月にオープンして連日盛況のスープカレーの人気店「マジック・スパイス」へ。 ここでは辛さが、覚醒/瞑想/悶絶/涅槃/極楽/天空/虚空の七段階に分かれている。 以前来たときには、恐る恐る『涅槃』を食べてみたのだが、ごく普通の辛さだったので、 今回は最上位のひとつ下の『天空』に挑戦してみる。 さすがに鼻水が出た(笑)が、美味い。小麦粉を使わないスープカレーなので、 あくまでさわやか。次回は虚空を食すぞ! で、「マジスパ」から徒歩1分の、ザ・スズナリへ。
◆演劇「C・V・R(チャーリー・ヴィクター・ロミオ)」 燐光群+グッドフェローズ 演出:坂手洋二+R・バーガー+P・ダニエルズ+A・グレゴリー 音響デザイン:ジェイミー・メレネス
実際に起きた6件の飛行機事故のボイス・レコーダーに残された記録を再現した ドキュメンタリー的演劇。 C・V・R(チャーリー・ヴィクター・ロミオ)とは、ボイス・レコーダーCockpit Voice Recorderのニックネーム。 舞台の上にはコクピット部分のみ、同じセットで役者を変えつつ6件進行。 考え作られた脚本でなく、極限状態にあるコクピットの人物の実際の言葉の再現は リアルな音響と共に我々観客を圧倒する。 6件の飛行機事故のうち、1件は日本人にとってまだ記憶に新しい日航機の御巣鷹山 墜落事件である。 当時、新聞でこのヴォイスレコーダーの記録を読み、数ヶ月語にはTVニュースで生の声の放送を聞いた。あまりのリアルさに涙が止まらなかった記憶がある。 一歩間違えると悪趣味になりかねない題材ではあるが、演出の力と人間のリアルな内面を 演じ続けてきた燐光群の力は大きい。
終演後、連れの希望でお隣のシネマ下北沢へ
◆映画「青い春」@シネマ下北沢 我が家のミッシェル・ガン・エレファントジャンキー小娘、受験期と重なって公開時に 劇場で見ることが出来ず、我が家では珍しくビデオ鑑賞していた一本。 ミッシェルがつくづく似合う、青春ドラマ。 音の悪さにいらつきながらも、劇場の暗闇に身を置き再見した幸せをかみしめる(笑)。
◆おまけ☆帰宅後、深夜TVにて「魁!クロマティ高校」 初見!これはおかしい!すばらしい!
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