Howdy from Australia
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2004年09月24日(金) 車内読書

最寄りの図書館には日本語書籍がずらりと並んだコーナーがある。就職活動中に面接対策の本を探していてたまたま見つけたのだが、その時は本当に驚いた。それまで日本人とすれ違うことすら珍しい!というような地域に住んでいたので、引っ越してよかったと心底思った。新刊はさすがにないけれど、図鑑、料理の本から文学作品まで幅広く揃っている。

漫画も置いてあって、その場に座り込んで読みふけっている学校帰りの子供の姿を目にすることも。そういえば、書道教室の帰りに母親が車で迎えに来るまで、よく本屋で立ち読みしていたよなぁ〜などと自分の子供時代を思い出す。まだ、ビニール包装もされていなくて、立ち読み天国だった頃の遠い昔のことだけど。

英語圏に住んでいるのだから、英語の勉強のためにも英語で書かれた本を読むべきなんだろうけど…。前に英語で書かれた推理小説に挑戦したときに、展開が遅いのか、それともただ単に自分の読むスピードが遅いのか、ちっとも楽しめなかったという苦い経験も手伝って、手に取るのは日本語で書かれたものばかり。

昔から読んでみたかったけれど機会のなかった本を手当たり次第に借りてきて通勤電車の中で読んでいる。たまに熱中しすぎて乗り過ごしてしまったかと冷や汗をかくことも。罪と罰、カラマゾフの兄弟五巻もすでに読み終え、今度はアンナ・カレーニナを借りてきた。あぁ、何て地味な幸せ!


yumiko |mail

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