2006年03月31日(金) |
本当のサービス革新って、何でしょうか? |
こんにちは、カン・チュンド です。
常に スポットライト を浴びてきた【個別株式】は 実にさまざまな人が、さまざまな場面で「話題」に取り上げます。
(確かに「個別株」の動きを追うことには ある種の ロマン があると思います・・。 物語 を内包していると言ってもよいでしょう・・)
そんな【主役】の 個別株式 ですから、 例えば、村田製作所 の「株式」は、
野村證券でもイートレード証券でも、 リテラ・クレア証券でも、 岩井証券でも、
どの証券会社でも 売っています。
証券仲介業を営む ローソン や、 三井住友銀行 を通じても購入できます。
(つまり、どこでも売っているのです・・)
皆さんは(文字通り)何十という【窓口】の中から、 村田製作所の株式 を買う「会社」を選べるのですね。 (ここ、重要!)
(↑ ただし、どこで買うのかによって、 売買委託手数料という【コスト】が違ってきます・・)
例えば、「TOMORROW LAND」というブランドの洋服が、 ルミネ立川店 でしか買えないとしたらどうですか・・?
(ずいぶん不便ですよね)
アパレルという商品を扱うお店 では、 「自らの利益」のため できるだけ多種多様な「ブランド」を取り揃えて、 顧客のニーズ に応えようとします。
ところが、 金融商品として長年【脇役】に甘んじてきた 投資信託 という商品 では、
◆ 商品提供の「広範性」が 著しく欠けているのです・・。
例えば、
○△アメリカ株式ファンド は、
小田急でも、西武でも、丸井でも、伊勢丹でも売っていなくて、 「ルミネでしか買えないんだよね」
ということが「普通」になってしまっています。
(これって、おかしいですよね?)
◆ 投資信託 という商品 は、 「完全な縦割り」「グループ内の流通」に陥っているのです。
(だから、本当に自分が買いたいファンドを買おうとすると、 口座を4つも5つも持つはめになってしまう・・)
わたしはいつも思うのですが、 本当の「サービス革新」というのは、
例えばアップルの i Pod のように、
メーカー側(この場合、レコード会社)を説き伏せて、 音楽という商品を 網羅的に提供する【インフラ】を 築き上げることだと思うのです。
わたしは(2000年の開業当時から)、
メーカー側(この場合、ファンドの運用会社)を説き伏せて、 投資信託という「商品」を網羅的に提供する【インフラ】を 築き上げる、
「ファンド販売会社」の登場を 熱望しています。
(今でもそうです、)
そこはファンドの オンライン百貨店 であり、 誰もが 多種多様な投資信託を選べる【インフラ】なのです。
そのような会社がふたつ、みっつと出てくれば、
「あの販売会社は サービス がよくないから、 わたしが持っている5つのファンド、 すべてB販売会社に移します!」
というようなことも可能になってきます。
そうです、
「個別株式」では普通に行われている 【口座移管】が可能になるのです・・。
・どこでも買える、 ・窓口 を選べる、
ということすら実現していない 投資信託という業界 は、 「相当遅れている」と言わざるを得ません。
だからこそ、わたしは声を大にして、 「当たり前のこと」を「当たり前に」訴えていきます。
なるほど、そうだ!
ともしあなたが思われたなら、 上記文章 をどんどん転載してください(笑)
小さな声 を集めて、 物事をより良い方向にもっていきましょう。
(だって私たちが サービスを受ける側なのですから・・)
皆さん、素敵な週末をお過ごしください。
どーも(笑)
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