2005年11月04日(金) |
草木を育てる → 投資 を実感する |
こんにちは、カン・チュンド です。
東京でセミナーを行う際に、 サポートスタッフをしてもらっているYさんという方がいます。
ちょうど1年くらい前にわたしのセミナーをはじめて受講され、
「運用の知識はもちろん、 FPの人がどうやってビジネスを営んでいるかにも興味があります」
というコメントを発した方です。
そのYさんから先日、こんなメールをいただきました。 (本人の承諾を得て 引用させていただきます・・)
以下、私事で恐縮ですが・・・。
まだわたしは、頭では理解していながら、セッカチな性格のため、 長期的な思考 がなかなか身につかないでいます。
8月のセミナーの時でした。
お客様からの「資産運用の基準となる時間の尺度は?」という質問に、 姜さんは「5年」と答えていましたね。
その時 わたしは正直「長い・・・」と感じました。
でもよく考えると、5年が長いのではなく、 自分の感覚が 短期的なのだなあと気づき、その時は衝撃的でした。
そこで最近、 わたしなりの対策として【家庭菜園】を始めてみました(笑)
前に読んだ澤上さんの本の「植物を育てる感覚」という言葉や、
姜さんの「農耕民族の日本人の方が(狩猟民族より)投資に向いている」 という言葉を思い出してです。
農耕によって築かれた日本の歴史に影響され、 自給自足することがわたしの夢の一つなので、一石二鳥と思いまして。
(成長過程を写真にとるために、 高性能のカメラがついた携帯も購入しました。 お陰で出費が・・・笑)
今日蒔いた 種 が、数週間後に 芽 を出し、 数ヶ月後に 花 が咲き、半年後に 収穫予定 です・・。
でも下手したら失敗し、 また半年後のために種を蒔くことになるかも です。
満足のいく野菜が育つまで、何年くらいかかるのでしょうか・・・。
【一生涯続く投資】と比べるとこれでもまだまだ 短期的 ですが、
今までのわたしからすると恐ろしく 長期的 です。
一歩一歩、頑張ってみたいと思います。
(以上、引用終わり・・)
Yさん、すばらしいですね・・。
自身の性格を分析されて、 その中でひらめいたことをさっそく実践してみる「気持ち」が すごいと思います。
家庭菜園 と 投資 は同じです。
どちらも慈しみ、育むことですから・・。
植物 を育てる中で、 私たちは 規律、忍耐、継続 ということを学びます。
毎朝 葉 を撫で、水の加減をし、雑草を抜いてやることで、 ◆ 自分が「見守り続けている」ことを自覚していくことでしょう。
資産運用 も 同じなのです。
自分のお金を 慈しみ、育む という「気持ち」で 運用のプロセスそのものを見守ることが大切なのです。
時 は単に流れるのではありません。
それは一瞬一瞬の積み重ねなのです。
その積み重ねの中で、人は成長し、 草木は大きくなり、お金も育まれるのではないでしょうか・・。
皆さん、素敵な週末をお過ごしください。
ライフプランと投資の【新実】を学ぶ 勉強会 です。
【ライブ映像】アップしました。ぜひご覧ください。
第17回 知的人生設計入門 〜 お金のなる木の見つけ方 〜
11/23・27日 13:30〜17:00 東京・大井町「きゅりあん」
終わりの歌が好きです(笑)
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