2005年10月21日(金) |
○○が専門のファイナンシャルプランナーです! |
こんにちは、カン・チュンド です。
昔から「餅は餅屋」といいますね。
専門家が持っている発想は深く、 その多くは 経験 に裏打ちされています。
保険の世界にいたFPなら「わたし保険が得意です」 と言って当然ですし、全然おかしくありません。
(ですよね?)
「カンさんは不動産出身ですよね? それがどうして 資産運用 なのですか?」
とよく聞かれるのですが、
わたしは開業する前から自分の専門を、 「金融資産を用いた資産運用のアドバイスにしよう」
と思っていました。
自分の中では、 「不動産という資産も 金融資産のひとつである」
という解釈をしていたのです。
(それともうひとつ、 不動産という世界と距離を置きたかった気持ちもあります・・)
まあ、上記のように書けばカッコいいのですが(笑)、
実際は「不動産」の看板を掲げないことに すごく抵抗がありました。
(というか単に)不安 だったのです。
今までの延長上で(知識を活かしながら)進んでいくのか、 あるいは、まったく違うレールの上を歩み始めるのか、
ずいぶん悩みました。
(わたしの場合)判断の決め手になったのは、
これからの10年、20年で、 どの「分野」がいちばん伸びるのか?という自問です。
ライフプランニング、保険、不動産、金融資産の運用、相続、税金・・。
わたしは金融資産の運用こそ、これからニーズが顕在化し、 産業として大きく伸びると思ったのです。
なぜそう思ったのか?
(カンタンです)
日本では(今まで)その種のニーズがほとんどなかったからです。
日本で投資を行っているのは 100人中せいぜい4,5人で、 それは特別な世界の、特別な出来事だったのです。
(投資? → カンケイないよ、の世界です・・)
ニアリーゼロ のところから、ニーズが顕在化していけば、 それは自ずと成長性が高い「分野」になるでしょう。
それからもうひとつ、先進国の分析です。
わたしはFPの勉強をする傍ら、ホームページ上で アメリカのファイナンシャルプランナーを徹底的に調べました。
(FPは、アメリカが発祥の地ですから)
そこで気付いたのは、
アメリカの ファイナンシャルプランナー は、 そのほとんどが「資産運用アドバイザー」である、
という事実です。
(まあ時代的な影響(90年代・株式市場の高騰)もあるでしょうが・・)
彼ら/彼女らは、 ライフプランニングという土台の上で、
ひとりひとりの顧客にふさわしいアセットアロケーション (資産配分の組合わせ)を提案していました。
(そんなんが商売になるのか・・)
そこに保険、相続、タックスなどの各種サービスが 付与されていたのです。
彼ら/彼女らのHPをじっくり読んでいくと、 証券会社 が謳っていることとは明らかに「違う主張」をしていました。
・投資 は決してギャンブルではないですよ、と。
・投資 はあなたの生涯をかけて行う計画的な作業なのです、と。
えええっ!!
(なんやそれ?)
わたしは心底驚きました。
投資 とは、
株式を売り買いして利益を確定させていく行為だと わたしはその時まで思っていましたから・・(恥ずかし)
特にあるファイナンシャルプランナーの考え方に出会って わたしは一筋の光が見えたような気がしました。
◆ 投資は 感覚 で行うのではなく、 科学的なアプローチを用いて行うものなのだ、と。
そのアドバイザーはこんな 言葉 を使っていました。
モダンポートフォリオ理論・・。
「なんですか、それ?」 という方は
弊所ホームページの【ここ】をご覧ください。
小学生だったわたしは まさに「真っ白」な状態で 投資 に出会ったのです。
(そのことを今でも幸せに感じています・・)
では皆さん、素敵な週末を・・。
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独立FPが <本音の玉手箱> を皆さまにお届けします。
本場北京で京劇を観ました。
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