2005年10月07日(金) |
リスクから人生を眺めてみると・・ |
こんにちは、カン・チュンド です。
先日、あるお客様からメールをいただきました。
「カンさん、一度 お試しコンサルティング を受けたいのですが、 何から話していいか、整理 がつかないのです・・」
フムフム・・。
ご心配はごもっともですが、 何から話していいか、整理がつかないから、
わたしのような「専門家」がいるのですよ(笑)
私たちアドバイザーの仕事は、
◆ 混沌の中から 道筋 を指し示させていただくことです。
「とりあえず」コンサルティング を受けてみよう、 という心持ちで結構なのです。
ハイ、どうぞ 椅子 にお掛けください(笑)
第一声の「こんにちは」も、最初の微笑み も、 次に続く 質問 も、
すべてわたしから(自然に)投げさせていただきます。
(あなたは 椅子 に座っているだけでよいのです)
さて、コンサルティングの中でよく質問させていただくのが、
「リスクという言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべられますか?」 というものです。
その答えとしては、 (もちろん、ゆっくり考えていただきますが)
・自分や家族が、病気や事故 に遭う。 ・仕事 が続けられなくなる。 あるいは リストラ に遭う。 ・仕事 を続けられたとしても、収入 が減るのもリスクかな・・。
(ちょっと考えられて・・)
・子どもに多大な 教育費 をかけて、 果たして子どものためになるのか?
・年金 はどれくらいもらえるのか。 ・税率 がこの先、高くなっていくんじゃないか。
・長生きしたわいいけど、 5年も10年も意識がないまま生かされるんじゃないか。
・日本 はホントに大丈夫なんだろうか・・。
(考えれば考えるほど、いろいろな リスク が芽を出してきますね)
本日は 2005年10月7日 ですが、 私たちの【自己責任】の 度合い は 日に日に大きくなっています。
(はっきり言って)
「自由になる」というのは、孤独でつらいことです。 「個人が尊重される」ということも(実は)重たいことです。
これから先、
「皆さん自身、あるいは家族を守っていくために どうすればよいのか?」 と 自問自答する 機会 が増えてくるでしょう。
その時に、他の人と同じようにしていればいい、 という 発想 を持ちますか?
隣りの人が走り始めたら、自分も同じ方向に走ればよい、 と思いますか?
これからは 他人 と同じように行動しても、
もはやメリットというか、 安心感のようなものは得られないと思います。
なぜなら、
他人も(実は)どこに行けばよいかわかっていない からです。
つまり、
「みなと同じようにする必要はないんだ」 という シンプルな帰結 ですね。
わたしは、わたし・・。
まずは この原点に帰ってください。
お金のことも、実は同じです。
ファイナンス に関するさまざまな 知識 を身に付けることは、 これから生きていく上で、皆さんの「糧」(かて)となります。
皆さんが自ら考え、行動することが、 実は「安全」に近づくことであり、
「リスク回避」につながるとわたしは考えます。
為替のリスク がある、元本保証 がない、 価格 が上がったり下がったりする、
投資の世界ってなんだか得体が知れない・・。
(フムフム、ごもっともです)
資産運用においてあらゆる リスク が語られますが、
さっきお話した上記の【人生上のリスク】と、 【資産運用におけるリスク】を冷静に比べてみてください。
⇒ 人生上のリスク の方が、何十倍も大きいでしょ。
いや、正確に言うと、
資産運用におけるリスク とは、 人生上のリスク の「一部分」なのです・・。
(ここ、重要!)
お金とうまく付き合うこと は、
ほんの一部の人が、遠く離れた小島で行っている 隠された秘技ではありません。
あなたの人生 に内包されていることなのです。
じっとしているのが 決して安全なのではなく、
じっとしているうちにも 「リスク」が醸成されているのを、どうかお忘れなく・・。
では、よい週末をお過ごしください。
お待たせしました! 大阪開催です。
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