嗚呼!米国駐在員。
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2006年04月19日(水) |
夏到来! / 出張の1日 |
この2週間で季節はすっかり春、いや夏近くに変わってしまった。 週末は80Fを越え、あまりの突然の気候の変化に、例年の事ながら身体も慌てて夏仕様へと変化していく。まだ朝晩は若干冷え込むにしても、午後7時半ごろまで明るくなってきたので、自然と気分もよくなる。長い冬を越えて、これから8月までは最高の季節だ。
本日は日帰りでインディアナポリスへと出張。 相変わらず空港駐車場は大混雑で、本日も駐車スペース無し。慌てて会社に戻って送ってもらう。
往路は久しぶりのアメリカン航空。 機体はオンボロだけど、セキュリティゲートはスムーズで混雑もなく助かった。機内の飲み物サービスもこれといって特徴無し。ただ、スチュワーデスのおばちゃんからは「Anything to drink ?」なんて聞いてくれないから、ちゃんと順番が来たら自己主張せねばならない。
そういえば、先日利用したノースウェストから手紙が来ていた。機体トラブルで出発が1時間ほど遅れたお詫びと、その代わりに2500マイル進呈するという案内。立派立派。ユナイテッドは数百回と乗っているが、遅れようがなんだろうがお詫びもクソもない。サービスとしては最悪の航空会社。 もともとノースウェストを珍しく利用したのも、ユナイテッドの乗務員が来なかった、というお粗末な理由からだった。こうして最終便が飛ばず、「ホテルを案内します」とアナウンスされて向かった先は既に長蛇の列。翌日も始発数便が既に満席であり、なくなくノースを発券したんだった。 無駄になったユナイテッドのチケット、とりあえずREFUNDを求めるべく送付したのだが、どうせ戻ってくる可能性はほとんど無いだろう。
レンタカーのシャトルでは珍しく乗客が自分1人。 黒人のおばちゃん運転手が喋ってくる。どこから来たのか?日本の免許で運転できるのか?アメリカは好きか?いつもの通り回答する。
「ガソリンが高いからバイクが欲しいの」
初対面の数分で異国の人間にここまで言ってのけるアメ人にはいつも感服するのだが、日本人としてはリアクションに困る。大体、アンタのでかい身体で乗れるんかいな。
レンタカーはフォード。 可もなく不可もない白のクロスオーバー車であったが、係員のオッサンが、「新車だぜ。あんたが最初だ。」という。走行距離を見ればまだ4.5マイル。ラッキーなのか。まあどうでもいい。どうせならマスタングの方がずっといい。
延々と続く畑の中のハイウェイ。 天気がいいから気持ちが良い。ここをのがしたら、後20マイルくらい何もなさそう、というExitで降りてランチ。マックとバーガーキングがあり、迷わずバーガーキングに入るも、なぜか工事中で閉店。がっかりしてマックで手を打つ。もう何百個と食べている生ぬるいチーズバーガーと塩辛くて硬いポテト。不健康だ。
商談を終えて空港に戻る。 帰路はユナイテッド。発券の時に座席の埋まり具合を見ると満席で、座席変更は出来なかった。ゲートで本を読んで待っていると、自分の名前がアナウンスされた。いやな予感がしてカウンターに向かうと、「ファーストクラスにしますから」 やった! 男性係員が、こちらが日本人と知ると、「どおも」「どおも」と連呼しやがる。おかしくはないけど、一体どんな意味だと思って使っているのか。
せっかくのファーストというのに、山崎豊子「華麗なる一族」を開いたまま離陸直後に爆睡。気がついたら着陸態勢だった。
いろいろあったようで、4年目を迎えるアメリカでは実に無難な1日であった。
Kyosuke
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