嗚呼!米国駐在員。
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2006年04月02日(日) そして日本へ

1週間の中国各地巡業を経て、昨晩大阪に到着。ただいま日航ホテル。

久しぶりの日本はやはり最高だ。空港、電車、地下鉄、ホテル、コンビニ。全てに安心感がある。
ただ、荷物を抱えた移動は本当に大変な国だ。アメリカなら、バッグをコロコロ転がせばどこにだって行けるのだが、日本では特に地下鉄で階段が多くて、その度にヨッコイショと荷物を持ち上げねばならない。ベビーカーを持った夫婦も大変そうだった。それでもやっぱり便利で親切な国である。全てが贅沢な環境だ。


それにしても中国では何故かほんとうに疲れた。

よりによってこんな時になのだが、風邪気味というか身体がだるいというか。熱でもあって起き上がれないのであればはっきりするのだが、そうでもないのが始末が悪い。体調そのもののこともあったのだが、中国企業とのミーティングそのものも本当に疲れる。概して劣悪な旧国営企業のオフィスは、すきま風が入りまくるし、ミーティングでいつも出されるお湯に茶葉が入れてある飲み物も、もしかしたら良くなかったのかもしれない。おまけに中国人の中に1人で放り込まれると、周りが何を言っているのか分からないというストレスもある。

たいていは、夜に足裏マッサージに行けば翌日には疲労回復するのだが、今回はマッサージに行く気力さえなかった。振り返ると、今回は自分の中の気力も張り詰めていたのかもしれない。

一つ良かったのは、今回は何度も会っている取引先ばかりだったので、夜の会食でのカンペイ攻撃は受けなかったこと。でも、やはり中国料理のオンパレードはツラい。それだからだろうか、最終日に上海の駐在員と食べた日本食は本当においしかった。


今週も信じられないようなスケジュールなので、今日でしっかりと体力を回復させなくては。



Kyosuke