嗚呼!米国駐在員。
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2006年03月25日(土) そして上海へ

16時間のフライトを経て上海到着。

上海直行便は超満席で実に息苦しかった。アメリカ人が案の定この空間に我慢できずに通路に立ってお喋りを始めるのだが、何せ巨漢ばかりなので邪魔でしょうがない。本を読んでみたり映画を見たり眠ったりするがどれも長続きせず。

ひたすら耐えに耐えてようやく到着したのだが、開放感もつかの間。夕刻で到着便が集中しているのか、イミグレは大混雑。いつも感じるのだが、上海空港のイミグレは不親切でどこに並べばいいのかさっぱり分からない。外国人と中国人の区分もはっきりしないし、真ん中に大きな柱があるので列もぐちゃぐちゃだ。列には日本人も多かったが、おじさんおばさんツアーはみんなリュックに帽子という格好をしているのも面白い。牛歩にもならない列で1時間ばかり並ぶ。日本人は大きな声では言わないが、仲間内にだけ聞こえるようにブチブチと不満を漏らす。「ちょっと〜、どうなっとるんだてぇ。ちいとも進まんがやぁ。」 あはは、名古屋人だ。アメリカ人は辛抱強くというか、やっぱりお喋りしながら並ぶ。

人民元は、いつも米ドルから両替したりキャッシングしたりするのだが、今回は空港内のciti bankで自分のアメリカの口座から引き出した。レート7.95だが、これが一番安心感がある。

タクシーでいつものホテルへ。

午後6時半だが、米時間で午前3時半。しばらく休憩した後、ホテル裏のマッサージへ。いつもすいているのに、欧米人の客でごったがえしていた。昔は「盲人按摩」という看板で店も暗かったのだが(実際には盲人の方はいないようだったが)、看板は欧米人向けに英語になっていた。足裏マッサージ1時間をしてクタクタ。近くのLawsonで買ったサンドイッチとサントリービール(2つで1ドル以下!)を部屋で食べると、そのまま死んだように眠ってしまい、長い1日が終わった。



Kyosuke