嗚呼!米国駐在員。
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2006年03月08日(水) ダラス1人飯

今日はテキサス、ダラスへ飛んだ。
思い切ってコート無しで出かけたのだが、コートどころかセーターもジャケットも不要な気候。それもそのはず、76度!同じアメリカでこの30−40度近い差は許せない。

午後3時前に空港に着いたのだが、昼飯を食べそびれていた。
ホテルまで2時間のドライブ途中で適当な店を探そうと思っていたが、車を走らせるほどそれらしい店がなくなっていく。ようやく見つけたマクドナルドであえなく手打ち。悔しい!アメリカでもう何百個食べた事だろうか。いつもの味にうんざりしたが、いつもの店での安心感もある。どうやらマック戦略に見事にハマッてしまったようだ。
出張ではマックだけは行くまい、といいながらも、見知らぬ土地ではなかなか冒険も出来ない。バーガーキングなど他のファーストフードチェーンというのは必要な時に意外と見つからないものである。


テキサスの広大な牧場のなか、ハイウェイ沿いのホテルに宿泊。
日本人なんて絶対にいないような小さな街だが、受付のオバサンに日本人か?と聞かれた。何度か日本を訪問した事があるけど、Greatだったわよ、と伝えてくれた。アメリカ人で日本にいった事がある人に出会う事などほとんど無いから、「ずいぶんもの好きですね」と言おうと思ったが、適当な英語が思い浮かばずやめた。

夕食は本当に困った。
ホテルの周りにはマックとケンタッキーとサブウェイしかない。レストランはあるけど、ヨソものの日本人が1人でノコノコ入って口に合うものなんて絶対にない。それに1人だと、食事はうまいか、だとか、いちいち店員と喋らなくてはならないのが本当に面倒くさい。少し迷ってちょっとでも身体によさげな、これまたいつものサブウェイに入る。

野菜、チーズ、Bread、と、いろいろチョイスがあるのが売りのサブウェイだが、どれも注文したって五十歩百歩だ。これも今までに百個位は食べたかもしれない。Foot LongのイタリアンBLTで6ドルちょっと払った。ああ、下らん下らん。こんなマズいジャンクにこの値段。日本にいたならラーメンセットが食べれたのに。吉野家の丼が食べれたのに。1つの特にもならない思いがどうしても頭をよぎる。

毎度の事だが、アメリカでの出張時の1人飯の選択は本当に困るのである。


Kyosuke