嗚呼!米国駐在員。
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2006年03月04日(土) WBCの中継

ここアメリカでもWBC日本戦の中継がある。
ESPN2で夜中3時から。さすがに生中継は見れないから、ビデオにとって翌日観戦。

中継の初めから、回転寿司を食うガキのカットから入り、久々の日本を思い出す。
中国戦、台湾戦と、勝つのは当たり前で勝負の行方など気にしてなかったが、それでも観戦前に結果を知ってしまうと興ざめだ。中国戦は、予想外に通勤途中のラジオで結果を知ってしまったので、今日は朝起きてからすぐに台湾戦を観戦した。久しぶりの東京ドームに、数年ぶりに目にするあのメンバー。といっても、多村だとか川崎、西岡など、初めて目にするメンバーが活躍していた。メジャーのパワーベースボールに見慣れると、日本のキメ細かい野球の良さが再認識出来る。

全日本は早々たるメンバーであり、相手の実力からすればコールドもおかしくはないのだが、アナウンサーが仕切りと「ヒデっキぃ マッツイ」と「タダヒロゥ イグッチぃ」がいない事を強調、彼らがいなくても「ノオゥ プロブレェムぅ」と連呼していた。やたらと日本人メジャーの選手を出すのは、アメリカで中継するにあたり視聴者に分かりやすいように、という配慮もあったのだろうけど、こんな時間に日本対中国の試合をテレビ観戦するアメリカ人なんて余程のもの好きしかいない。ほとんどの観戦者は日本人または台湾、中国人であったはずだ。


でもさすが日本のプロ集団。
イチローを筆頭にこれだけ緊張感のあるチームはめったに見られない。松井も井口も、何かとてつもなく大事な機会を逃してしまった気がする。

それにしても、ガラガラの観客席を見ると、日本の野球人気はどこまで落ちてしまったのか、と不安になる。

2次リーグになると、舞台はアメリカで突然レベルが上がるから、そこからが勝負だ。

次は韓国戦。絶対に負けないで欲しい。


Kyosuke