嗚呼!米国駐在員。
<目次>|戻る|進む
2006年02月23日(木) |
出張/レンタカー/君が代 |
ミシガンに出張。 気温は35F程度だけど、体感温度が全く異なりとても温暖に感じる。やはりミシガン湖の寒風の有無は大きい。
今日は、とある企業の若手役員と面談した。 同族企業でもないのに、意外にも米系企業では若手幹部は珍しい。大きな個室を与えられており、全てがスマートである。案件毎に、電話でいちいち担当者を自分の個室まで呼び出すのだが、そこで現れるのは、はるかに彼よりも年を取ったオヤジばかりである。日本的には実にやりづらいと感じたのだけど、アメリカではそれほど気にしないのだろうか。
そうそう、空港でレンタカーを借りて車に乗り込んだ際、ガソリンが満タンではなかった。
実に不愉快だ。
黒人の係員に言うと、「Seven-Eight?」と言われた。何のことか分からなかったが、目盛り表示は8分の7くらいか?と聞いていたのだと分かった。確かに、ガソリン表示は目盛りが全部で8つある。 そして、針はゼロから数えて7番目付近を指していたので、そうだ、と答えると、契約書に、"7/8 OK! ”とボールペンで書き込んだ。これだけかよ!意味を聞いてみたら、返却時は、満タンではなく7/8(約9割)まで入れればいいから、だと。 しかし、ガソリンを入れたことがある人なら容易に想像つくと思うけど、そんな器用な事出来るわけない。でも、これ以上問答繰り返していても時間の無駄なので諦めて出発。
そして帰り。 空港近くでガソリン満タンを入れた。残り1割残す事など出来るわけない。車に乗ってガスの表示を見ると、まさに「Seven-Eight」を指していた。
なんや、車のガソリン表示が壊れていたんだ。
返却時は返却時でまた面倒臭い訳で。「満タンじゃないね。追加料金が・・・」「いや違うんだ。車の表示がおかしいんだ。」 最後は認めてくれたけど、いちいち疲れるのだ。
それにしても、なかなかまともに出張を終了させてくれない。 実は、帰りに更に激しいどたばた劇があったのだが、その話はまたいつかアップしようかと思う。
#この記事を書いている時、初めてアメリカのテレビで君が代を聞きました。異国の地にいると、君が代というのも日本人として誇らしく感じます。 圧倒的にアメリカ人中心のこちらのオリンピック中継ですが、荒川静香の堂々とした演技は見事でした。万歳!
Kyosuke
|