嗚呼!米国駐在員。
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2006年02月20日(月) 3連休 / ジムのロッカーで

20日月曜日はプレジデントデイでわが社は休日。
のんびり過ごした3連休だったのだが、このサイトを振り返ると、去年も2年前のこの3連休はダラダラ過ごしたようだ。その理由はこの時期の天候にある。

それにしても、先週末からの寒さは厳しかった。ラジオやテレビでは Dangerous Cold ! を連発。特に金曜、土曜は、華氏0度(約マイナス20℃)近くまで気温が下がり(体感温度は−30℃)、まさに外に出るだけで体力を消耗するという状態。それでも、何だかんだと毎日ジムに通ったし、アウトレットで買い物もしたしオートショーにも出かけたという3日間。今日は針と歯医者に行った。健康的だか不健康だかよく分からないような生活だ。


なんとなく過ごしているとやっぱりネタも見つからないのだが、今日、ジムで運動を終えてロッカーに戻った時のこと。

ちなみにロッカーは、自然に黒人エリアとそうでないエリアに分かれている。これがアメリカ。自分も何となくではあるけど、自然と黒人エリアには近づかない。

自分のロッカーの横ではアメ白人が仲良く話していた。連れのようだ。


「誰か俺の靴を履いていきやがった。高かったのになあ。」

「ほんまかいな。なんてこったい。誰か間違えたんだろう。」

話を聞いていると、靴はロッカーの外にそのまま置いておいていたら、いつの間にかなくなっていたようだ。恐らく盗難にあったと思うのだが、さすがいいヒト達、「間違えて履いてかれたようだ。俺はいつもそこに置いておいたのに」などと、平和ボケしたアメ人らしいやりとりである。


そんな2人の仲良い会話を聞きながら、シャワーを浴びに行った。10分ほどしてロッカーに戻ってくると、まだその2人は喋っている。

「前は150パウンドもバーベル上がったのに、最近はサッパリだけど、何がいけないんだろう?」

ずいぶん仲がいいこった。ベラベラベラベラ。コイツら、もしかしてホモか?



その内、1人が帰ろうとして一言。

「It was nice to meeting you. What your name? 」



お前ら初対面かよ!



と突っ込みを入れたくなった平和な瞬間であった。


Kyosuke