嗚呼!米国駐在員。
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2006年02月07日(火) 確定申告

とにかく冬が長くてうんざりしてきた。
3回目の冬は新鮮さのかけらもない。
せっかくの週末は、外に出る気もおきないほど寒い。今シーズンはバケーションも取っていないし、ストレスもかなりたまってきたなあ。



2月といえばアメリカではスーパーボール。
と、同時にそれは確定申告(Final income tax return)の時期でもある。

我が社の駐在員の場合は、会計事務所が書類作成を肩代わりしてくれる。指定された日本語で丁寧な説明がしてあるのでかなり負担は減る。それでも、銀行口座(日本も含めて)から受領金利、その他もろもろを記入するのは面倒臭い作業だ。それもこれも、日本では会社が全部やってくれたから、住民の義務がそんなに苦痛だとは、日本のぬるま湯に慣れきったからでもあろう。

今年特に面倒くさかった作業が、昨年1年間365日、毎日どこで何していたかを記さねばならないこと。
もちろん通常の平日は「自分のいる州で仕事(Working Day in IL)」なのだが、それ以外、つまり、週末、バケーション、祝日、休暇(病欠)、一時帰国、出張、と、それぞれ区分けして報告しなければならない。そして、海外にいたならどの国にいたのか、を報告せねばならないのはもちろんの事、たとえ米国内にいても、「その日はどの州にいたか」を毎日(365日分)報告しなくてはならない。いくら州で法律も異なるとはいえ、ここまで報告せねばならないのはちょっと一苦労である。

手帳を片手に自分の2005年を振り返った。
365日中、米国外にいたのが47日。そうか、1ヶ月以上アメリカにはいなかったのか。
出張はトータルで年間約100日。こうしてみると、1年を振り返るにはいい作業だ。

質問は細かいけど、後でチェックされて脱税扱いになってもややこしいので、正確に記入する。いい加減な(?)アメリカ人がこれらを完璧に対応しているとは考えらないのだけど、義務としてそれはやっているのだろう。


Kyosuke