嗚呼!米国駐在員。
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2005年12月29日(木) 12月29日 今年最後の出社


今年最後の出社。

オフィスビルは静まり返っていた。仕事のメールは中国から1通だけ。この時期に色々と書類の整理などをしようと思っていたのだが、あまりに時間をもてあますと逆に能率が上がらない。定時を待たずにみんなで仕事を切り上げる。帰り際に HAPPY NEW YEAR ! と声をかけるのも、日本人には何だか違和感。その後散髪へ。日系の店なのに米人のオヤジが2人もいて驚いた。わざわざ言葉も通じにくいヘアサロンに来るだけあって、やはりその辺のアメリカ人と違って多少は上品な感じである。それにしても、ベラベラベラベラ髪を切られながらよく喋っていた。美容師があまり英語で受け答えしないので、店内にはその白人オヤジの声が響き渡っていたのも異様。日本に来るアメリカ人ってのもそうなんだけど、これだけ日本人に囲まれて堂々と英語で喋りまくるその神経がうらやましい。


家に帰る前に何となくターゲットへ行ったのだが、Customer Service(いわゆる返品コーナー)には、クリスマスプレゼントを抱えた人で賑わっていた。
そう、この国のお方々はクリスマスに親類や友人とクリスマスプレゼントなぞを交換して、その場では大げさに喜んで見せて包みを受け取るのだが、数日後には血も涙も無く店に返却して現金化してしまうのである。カート一杯に積まれたプレゼントを全て返却して、うれしそうに現金の束を手にして幸せそうな夫婦。だったら最初からプレゼント交換なんてやめちまえとも思うのだが。


なんだか天気が冴えない日々が続く。
車も塩まみれで早く洗車に行きたいのだけど、なかなかきっかけがないなあ。


Kyosuke