嗚呼!米国駐在員。
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2005年12月05日(月) 強烈な二日酔いに泣く

日曜日は知人の家で食事。久しぶりに同世代と話が出来て楽しかった。

帰りに運転の必要がなかった事もあって、ついつい調子に乗ってズブロッカとジンをロックでガンガンといってしまったのだが、今朝目覚めた時に激しく後悔した。気がついた時、かつて経験した事がないような頭痛と胃のむかつきが襲っていた。シャワーを長時間浴びたが、ますます状況は悪化する一方。


アメリカでは運転があるので、いつもは外で飲んだとしても数杯程度である。気が張っているので酔っ払うなんていう事はこれまでに一度もない。こんな生活を2年半続けていた結果、明らかにアルコールに弱くなっているはずなのに、困った事にその自覚さえもなくなってしまっていたようだ。さらに、酒量に対する自分の限界がどの程度なのかもすっかり忘れてしまったようだ。身体はとっくに限界がきていたのに脳にブレーキが利かないから、延々とアルコールが流し込まれた訳である。ただのアホだ。


なんとか這うように出社したが、午前中はほとんど仕事にならず。というか、全く仕事にならず。
ぺちゃくちゃと聞こえてくるアメリカ人のおしゃべりが本当にうっとうしくなる。
トイレで顔を見ると真っ青。もうこのままどうにかなってしまうのではないか、いや、どうにかして欲しい、と思った。入社当時の新入社員歓迎会で相当飲まされて辛い思いをした事があったのだが、まさか10年以上も経過した異国の地でいい年をした男がこんなにキツイ2日酔いになるとは、何とも情けない。午後にスープを飲んだら少し回復したが、全身を覆う倦怠感はそのままだ。


酔っ払って飲んでいた時に、周りに失礼がなかったか、と気になった。
散々周りにも飲ませてしまったような覚えがあるのだけど、今更後悔しても遅い。これまでに散々たちの悪い酔っ払いを見てきて、そのたびにとても嫌な気になったものだけど、自分がそうなるとは全く恥ずかしい限りで言葉もない。やれやれ。


しばらくアルコールは見たくもない。


Kyosuke