嗚呼!米国駐在員。
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2005年11月30日(水) 出張の1日

朝7時半のフライトでコネチカット州へ。

いつもの朝の空港の光景。IDを出して本人確認の後、セキュリティへ。わずかな時間で手際よくラップトップをカバンから取り出し、上着と靴を脱いで、財布や携帯などポケットのモノも全部取り出す。これに慣れていない人がいるゲートは長蛇の列。旅行慣れした人が多そうなセキュリティゲートに並ぶのもポイントだ。今日は何故か靴が引っかかって、検査員のおばさんに細かく調べられた。そんな汚い革靴に、ナイフなんてしのばせてないって。


飛行機は3人席が1人で使えて快適。航空会社の経営難によりどこのエアも便数をギリギリまで減らしているので、隣が空いているのは本当に珍しい。ほとんど眠っていたので2時間のフライトがあっという間だった。

空港からはいつものHeartsのレンタカー。Hyundaiが当たりませんように、と願って自分のナンバーに行ってみると、そこあったのはChevy。考えてみればどっちもどっちだ。取引先に行く途中のハイウェイは実に快適。昼食は途中のマクドナルドを見つけて入る。好きではないけど、あたりもはずれもなく考えなくてもいいから、いつも地方に行くと結局はこうなってしまう。もう何百個食べた事だろうか。いかにも人のよさそうなアメリカ人オヤジが、何杯もコーラをRefillする。



昼からの商談を終えて、空港近くまで戻ってホテルにチェックイン。
ネットのケーブルが部屋にない。フロントに電話をすれば、「取りに来い」。1階のフロントまで行ってケーブルをもらい、部屋で試すが繋がらない。電話をすれば、「そんなはずはない。」
最後にはマネジャーらしきに部屋に来てもらった。「やっぱダメみたいですね」。結局部屋を代えてもらった。こんなやりとりも日常となっているから、面倒くさい、とも思わないし、腹も立たない。


なんでもないアメリカでの出張の1日が、それはそれで楽しいものだ。


Kyosuke