嗚呼!米国駐在員。
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2005年11月14日(月) |
タイガー・ウッズの出場料 |
先週末に中国で行われた欧州ツアー、HSBCチャンピオンズを2位で終了したタイガー。最終日を終えた13日に、上海からそのまま自家用ジェットでダンロップフェニックスの会場、宮崎入りをした。
ちなみに中国でのツアーは、4日間ともアメリカでも生中継された。 時差の為にちょうど米時間の夜に中継が始まるから、4日間ともTV観戦する事が出来た。
気になったのはウッズのスイング中に写真を撮ろうとするギャラリーが多かったこと。キャディのスティーブが何度も怒鳴るのだが、「ギャラリーは英語が分かりませんから」という解説者にも妙に納得。何度も仕切りなおしを強いられたウッズで相当フラストレーションがたまったと思うが、「ギャラリーの多くの方はゴルフを見たことがないだろうから、しょうがない。」というコメントであった。世界のトップは言うことが違う。
そのウッズ、ダンロップフェニックスの出場料は、なんとUS$3Mil (3億4500万円)!!
出るだけで300万ドル、である。まさに出場ギャラは史上最高。その他に、宮里藍とのテレビマッチなどにも出るそうだから、荒稼ぎの日本ツアーである。ちなみに、優勝賞金は4000万。優勝してもはるかにウッズのギャラには追いつかない。
4年でUS$48Mil(56億円)を蹴った松井秀喜流に言えば、それだけ‘タイガーウッズ’というプレーヤーがこの大会に必要とされた訳であり、タイガーにその誠意が通じたということであろう。
これだけもらっても、それでも勝つのがタイガーだ。去年はこの大会で優勝して復活のきっかけをつかんだ。この2週間は連続2位で好調はキープされている。今年もやってくれる事だろう。そういえば今年は賞金王、獲得賞金だけでUS$10.6Mil、昨年に引き続き総額でUS$100Milを越える収入は間違いないだろう。
それにしても、ダンロップ、アメリカでも中継してくれないかなあ。 久しぶりに日本のオッサンギャラリーの「ナイスショッ!」の掛け声も聞きたいし。
Kyosuke
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