嗚呼!米国駐在員。
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2005年11月13日(日) |
冬到来 / 駐在員と英語ペラペラ |
予定の無い週末。 土曜日は気温が上がり風も無かったので久しぶりのゴルフ。午後1時を過ぎると天気予報通りに空は真っ暗、風が突然強くなったが、その前にタイミングよくハーフを終わって今シーズン最後のゴルフは終了。今週は気温も氷点下になりそうだし、火曜日は雪の予報。この時期に出来たのが奇跡であってさすがに今後はもう無理だろう。
皮肉なもので、最後のラウンドでドライバーの感じがつかめた。下半身主導を意識するあまり左の壁が流れてしまうという悪い癖が治らなかったのだが、長い紐の先にボールをつけてそれを振るような感覚(つまりゆっくり)で打つと、ボールがあちこちちらばらなくなった。せっかく掴んだ感覚も、長い冬を終えて来年の4月にはすっかり忘れているのだろう。
日曜日は強風で駐車場からスーパーへの数メートルを歩くのさえキツい。忘れていたこの地域の冬の厳しさを思い出してきた。
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アメリカに住んで2年半が経過。 久しぶりに日本の知人と話をすると、ほぼ必ず聞かれるのが、「英語ペラペラ?」。
「ハイ、ペラペラです。」などとはとても回答できないレベルなのだが、とはいえ、「いいや、全く。」 というのも逆に嫌味だし、私は何もしていません、と言っているようで好きではない。そもそも、ペラペラというのはどのレベルだろうか。この質問に対しては、時と状況と相手によって適当に返事しておく。
確かに、駐在前よりかははるかに喋れるようにはなった。いや、喋れるというよりも英語の抵抗感は全くなくなった。アメリカが生活と仕事の拠点だから当然だ。 けど、文法は滅茶苦茶だ(と思う)。
どうも人からは、駐在すれば会社のスタッフや取引先のアメリカ人から、英語を教えてくれるのだろう、間違いがあれば指摘してくれるのだろう、と、思われがちなのだが、実はそんな事は一度もない。
自分は仕事でアメリカに来ているわけであって英語を勉強しにきているわけではない。彼らから、仕事の間違いは指摘されることがあっても、英語までは面倒を見てくれるわけではないのである。
という事で、英語はちゃんと自分で勉強しなければならないなあ、と思っている。思っているだけじゃいけないのだけど。
Kyosuke
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