嗚呼!米国駐在員。
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2005年11月09日(水) そこまでするかね

同僚とランチの後、店の前の駐車場に止めてあった車に一緒に乗り込んだ。

と、その瞬間、血相を変えてなにやら大声でわめきながら兄ちゃんが店から出てきた。 周りには誰もいない、そう、こちらの車に向かって一直線。

兄ちゃんは店の店員だ。


何事かと思って窓を開けると、


「チップが足りない!!後1ドルは必要だ!!全部で19ドルだ。」
と、レシートとこちらが払った紙幣を振り上げてわめく。


会計は税込み計16ドル50セント。食事代にチップを加えて確かに合計19ドル出したはずだ。ヤツの目の前で紙幣を数えたら確かに19ドルあった。

腹が立ったので無言で付き返すと、兄ちゃんはバツの悪そうに、「Sorry」と言って店へ戻っていった。



そう、この店はChinese Restaurant。店員はやっぱり中国人。

それにしても、チップなんて心づけじゃないのかね。例え18ドルだったとしても、会計より1.5ドル余分だろうが。お茶がなくなっても注ぎに来ない、チェックもやたらと待たせるようなお粗末な対応のこの店で、何があと1ドルチップよこせ、だ。 それも、駐車場まで追っかけてくるかねえ。


もう2度とこんな店行くか、と普通はそうなる。
しかし、飯は周りのレストランの残飯食に比べればまだまともなんだよなあ。選択肢がないというのはツライ。



Kyosuke