嗚呼!米国駐在員。
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2005年10月26日(水) あと1つ。

ヒューストンで行われた昨晩のワールドシリーズ第3戦が盛り上がった。

1点を巡る攻防。計43人もの選手が登場した延長14回の熱戦は、午前1時半まで続いた。5時間41分はシリーズ最長。

途中で何度も寝ようと思ったが結果が気になって寝られない。おかげで今日は睡眠不足だ。
チームを勝利に導いたのは、井口に代わって出場したブラムの一発。あのまま井口が出ていたらどうなっていたのだろうか。

勝手なもので、敵地での試合はやはり気分が悪い。
相手が2ストライクに追い込まれると一々観客が総立ち。微妙な判定は一々球場全体がブーイング。何せメジャーは地域が根付いているから、相手チームを応援するファンなど全体からすればほとんどないに等しいから、なんともいえない迫力だ。

それにしても、毎年優勝候補No.1のスーパースターを揃えたチームで活躍している松井には手の届かないワールドシリーズ優勝の座に、契約でもめてなかなか移籍先が決まらなかった井口が、88年も世界一から遠ざかっている不人気チームに入ってその優勝まであと1勝と迫っているのも面白い。人生は本当に何がいいのかは分からない。

そういえばホワイトソックスは去年大活躍をした高津をシーズン途中でクビにしたのだが、高津の存在はどれだけの人が覚えているのだろうか。

という事で、大熱戦は見ごたえがあった。
でも、一番驚いたのがあれだけ夜遅くまでやっていたのに、全国紙のUSA TODAYがちゃんと朝刊に試合結果を写真入りで載せて配達してきたことだ。
やれば出来るじゃないか。

ただいま試合は3回表終わって0-0。
井口がチャンスでまたまた凡退・・・。


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Kyosuke