嗚呼!米国駐在員。
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2005年10月20日(木) 来客アテンド

珍しく日本から団体客が来た。

仕事上では自分と彼らは全く関係がないのだが、駐在員は送り迎えから食事から接待からお付き合いに参加せねばならない。

メンバーの中心は典型的オーナー企業の社長とその若息子(既に専務)。そして、その会社の取り巻き企業のお偉い方のオヤジたち、という、何とも対応の難しい面子であった。まあ、出張という名の慰安旅行である。

いやいや、それにしても久しぶりに「天皇」と呼ばれる我がまま社長のお付き合いはキツイ。
スケジュールは気まぐれでコロコロ変わるし、取り巻きの米ツキバッタぶりを見るのも気分が悪いものだ。夕食にはリクエストのあった高級ステーキハウスのプライベートルームを何日も前から予約していたのだが、直前で「今日はお肉はいらないや。」で全て取り消し。慌てて電話をしてキャンセルしたが、キャンセル料200ドルがチャージされた。オッサン、払ってくれるんか!

将来が約束されたこの息子ってのも、なんだかパッとしない。
その立場だけで周りがチヤホヤしているのに、それに気がつかないのはしょうがない事だろうか。
一般企業のペーペー社員だったら見向きもされないで!

...と文句を言っても、所詮世の中はカネと権限を持っている人間はチヤホヤされるのである。


本日無事に一向は全員ファーストクラスに乗って日本へ飛び立ちました。

やっぱり自分とは縁遠いお方々なのだった。


Kyosuke