嗚呼!米国駐在員。
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2005年09月14日(水) 高級寿司を堪能

久しぶりにあった大阪の同期と夕食。

何がいい?と言われて、飛び切りうまい寿司が食いたい、とリクエスト。
ミナミのややこしい道路を迷いながらたどり着いたのは「新明石寿司」。西川きよしや月亭八方など関西大物芸能人が通うことでも有名だそう。

店はあきらかに高級。真っ先に目を引いたのは、5種類の大トロが並べてある迫力十分のネタケース。
カウンターには金持ちオーラをぷんぷんだしたガラの悪いオヤジと水商売風女性が数組。

愛想のいい板前が目の前で、「さあ、飛び掛ってきなはれ」と待ちかえる。

遠慮なくカウンターに座って、おまかせでお造りを。歯ごたえ十分のアワビ。甘いシャコ。

握りはいきなり名物のトロ5点食べ比べを頼む。右から、ボストン、青森大間、和歌山勝浦、イタリア、インド、と説明を受けるが、どれもこれもが口に入れた瞬間にトロけだして言葉で表現出来ない芸術品を堪能。

板前は我々のような寿司初心者にも丁寧に対応してくれた。ネタケースの魚がアメリカではありえないような新鮮さをかもし出す。アナゴ、カンパチ、タコなど適当に握りをつまむ。普段は飲まない日本酒の辛口がどんどん進む。締めはウニ三点盛り。またもや産地の説明とウンチクを受けたのだが、この時には何を言われたかさっぱり覚えていない。


ネタのうまさも店のサービスも言うことないのだが、一つ嫌だったのがカウンターでタバコを吸う客がちらりほらり。
日本はまだまだ喫煙者の権利が強すぎる。店も店だ、灰皿をカウンターに置くなよ。せっかくの寿司が台無しだろが。そこらの寿司屋じゃないんだから、客にそこまで迎合してどうするんだ。


そして気になるお会計。板前が仰々しく差し出した紙。
思わず無言になったそのお値段は・・


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Kyosuke