嗚呼!米国駐在員。
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2005年08月26日(金) 日系企業と韓国企業

日系企業の駐在員がアメリカで仕事をしていると、取引先はアメリカの会社もしくは日系企業だけだと思われますが、実際は欧州系、アジア系などさまざまです。

ある韓国系の会社とも付き合いがあります。
ほとんどの社員はアメリカ人なのですが社長や幹部はもちろん韓国人です。

韓国の仕事のやり方というのもまた独特なモノがあって、それを押し付けられる部下のアメリカ人達はいつも文句を言っています。ここ中西部は、人をだましたり情報操作をして、交渉に切った張ったをするなんて縁の遠い純朴なアメリカ人の田舎モノばかりですから、特に韓国、中国のようなグチャグチャの交渉を「これが正だ!なんでこうしないんだ」と押し付けられる彼らはいい迷惑のようです。しかもいつもニンニク臭いのもアメリカ人には我慢ならないようです。


韓国人上司の悪口を言うアメリカ人の話を聞くと、こちらも他人事で面白がってしまいますが、我が日系だって同じです。
わが社の現地スタッフも、日本人の悪口で取引先アメリカ人や友人らと大いに盛り上がっている事でしょう。
たとえ同じ社内の日本人でも上司の悪口は言うわけですから、あいつら日本人をバカにしやがって、と目くじらをたててはいけません。



仲のよい米人スタッフに聞きましたが、韓国系企業の米人が、

「韓国人ってヤツはよく分からないよ。毎日のように牛の内臓を細かく切って焼いて食ってるんだから。」

負けじとわが社のスタッフは言ったそうです。

「日本人だって、小さく握ったライスの上に‘釣りのエサ’を乗せて食べてるんだぜ。」

寿司ネタをBait(釣りエサ)とは何とも面白い表現、思わず笑いました。


Kyosuke