嗚呼!米国駐在員。
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2005年06月27日(月) |
米人スタッフ、お前は何か勘違いしていないか? |
ある顧客とワークしている案件がある。そこで発生した質問事項に対する回答を取り付けるよう社内の米人スタッフに御願いしていたのだが、その進捗状況を聞いてみた。 米人、「ああ、あの件か。とっくに働きかけているから心配するな。」 「で、結局どうなん?」 「メール転送するから、それ見てもらえれば分かるから。」 なんじゃ、客からメールで回答が来ているならさっさと報告せんかい、と思いながら転送されたメールを開く。
と、それはうちの社内の米人から顧客に対して送付されたメールであった。
…の件の回答を連絡下さい。 以上
おいおい、こちらが聞きたいのは客の回答であって、お前が質問したメール内容じゃないぞ。そんなの全く意味がないじゃないか。
この米人、自分は言われた事を忠実に実行しましたよ、と証明するつもりでこちらに転送してきたのだけど、どうしてこうなっちゃうのかねえ。 これが学校出たての新人ならまだしも、相手は入社後30年近い大ベテラン。 こんなベテランに対して、「自分は客の回答が欲しいのであって、あなたが聞いたかどうかは問題ではない。我々の質問に対する先方の回答を取ってください。」などと、どうして改めて伝えなくてはならないのか。 そして、こうした指摘をしたにも関わらず、 米人「自分は質問したけど、相手は返事をよこさない。自分ははやることをやった。回答してこない相手が悪い。」 と平気でのたまう。というか、なんでそんな事を自信満々に言ってくるのか、さっぱり分からない。全く分からん。これでSales Managerとはよく言ったもんだ。確かに権利の主張は超一流だが。
そして、いつものように午後5時ピッタリ、
「グッナァ〜イ!」
と何もなかったように笑顔で事務所を後にしていく。
その瞬間、職場の出来事の全てがリセットされるのだろう。
本当に幸せなヤツだ。
Kyosuke
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