嗚呼!米国駐在員。
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2005年06月13日(月) 駐在員とボーナス

中国出張中、いつの間にか賞与額が妥結していた。

日本の好景気に支えられて、近年では悪くない回答が会社側から出たようだ。所属する米国現法の業績はそれほど良くもなかったけど、組合員である駐在員が良い給料を手にするには、結局本社(日本)次第という事か。

ところで年2回の賞与(ボーナス)だけど、駐在員は半年分の年金だとか税金が一気に引かれるので大した金額が残らない。最初はその天引き額の多さに驚いた。その分毎月の給料では天引きがないわけだが、まとまった金額を手にするいわゆるボーナスの喜びがない。

おまけに、日本で感じたボーナス支給日のソワソワ感が全くない。今日はパッと切り上げてうまいもの食いに行くか、というムードも当然ない。支給日の数日後に遅れて明細が日本から郵送されて、いつのまに入ってたの、という感じだ。しかも、現地アメリカ人スタッフは年俸制だから、ボーナスという言葉自体を社内で出してはいけない事になっている。


と、あれこれ文句をいいつつも、やはり有難いものである。
今年はいつ振り込みされるのだろうか。



Kyosuke