嗚呼!米国駐在員。
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2005年04月21日(木) |
駐在員選定の基準とは |
昨日まではすっかり暑くなってクーラーが必要、夏の到来と思いきや、今日は一気に気温が下がってとても肌寒かった。会社帰りの車では暖房が必要だった。夏どころか春もまだまだ。やっぱり裏切られたか。
米国在住日本人を対象とした機関紙の中の特集記事で、「駐在員選定基準」、つまり求められる人材の条件というのがあったので抜粋してみる。 - 自己啓発、チャレンジする人 - 明るい人 - 社交性のあるフレキシブルな人 - 無理が利く人 - 仕事をよく頼まれる人 - 慕われているか - 仕事はちゃんと着地しているか - 仕事が丁寧か - この分野は彼だと言われるものを持っているか。 - 叱られることを恐れない、根に持たない - しかられても落ち込まない、早く平静を取り戻す。 - 奥さん - 現地に溶け込むことに抵抗のない、フレキシブルな人 げっ、自分に当てはまる項目が数えるほどしかない・・・。 というより、これが全部当てはまる人がいたら知りたい。いても、とっくに自分で事業を起しており、駐在員になんてなる訳ない。と思って勝手に納得。 そういえば、うちの会社は海外駐在の候補を選ぶにあたって、こうした明確な選定基準があるのだろうか。聞いたことがないな。
1つ言えるとすれば、ここにはなかったけど「本人が希望している」というのは重要な要素だと思う。 初めて海外で仕事をする場合、まずうまくいくはずはなくて、仕事だけでなく生活面でも必ず色んな壁にぶつかる。その時に、「自分で希望して来たのだから。」と思って前向きになれるのと、「来たくて来たわけじゃない。何で俺がこんな目に合うんだ。」と悲観的になるととでは、大きな差が出る。
何でも悲観的になったら最後、もう仕事どころではなくなって、家族ともどもノイローゼ、任期を全うせずに帰国となって、会社に多大な損害を与えるだけでなく、本人そのものも大きく自信を失う事になる。 そういった例が、何年に一度は出てくる。自分の知らない所では、もっといるはずだ。 思うのは、駐在員だからどうのこうのではなく、日本でもしっかり仕事の成果を出している人は、どこの国で働いてもキチンと結果を出すと思う。よって、たかだか駐在員ごときに選定の基準なんか必要ない。
Kyosuke
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