嗚呼!米国駐在員。
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2005年04月13日(水) |
全米で繰り返し放送されたあのシーン |
つい先日書いたばかりなのだが、未だに冷めやらないマスターズのウッズの話題。
例の16番のマスターズ史上に残るであろう芸術的なチップイン(見ていない人は画像→クリック!)。 このシーンは、当日の夜のニュースではもちろん、2日経った今日でも繰り返しテレビで放映されている。何度見ても鳥肌が立つシーン、それがマスターズの最終ラウンドの大一番で出てしまうのが、ウッズである。
ところで、ボールがグリーン上をゆっくり転がるシーン、そしてカップの淵で止まるシーンに注目して欲しい。何度も何度もテレビで放映された17秒間。ボールについたナイキのマークが嫌でも目に入る。
この宣伝広告効果はいかほどであろうか。
1500万人が見たと言われるマスターズの生中継だけでなく、ニュースでも何度も放映されているから、その効果は計り知れない。日本でもこのシーンは放映された事だと思う。このボール、NikeのOne Platinum ballで来月から発売される新製品。1ダース54ドルと、とても自分のようなゴルファーには必要のない高価なボールだけど、早くも問い合わせが殺到しているようだ。ちなみにチップインを決めたのは、60度のウェッジ。
他にも、ウッズが使い始めた460ccのNike Igniteドライバー、300ヤード飛ばした3番ウッド、毎日変わったシャツ、どれも広告としては絶大な効果だ。
ゴルフ道具なんて自分も含めてイメージと好みで決める人が多いと思う。よって、新興のナイキがこの数年、タイトリストやキャロウェイといった老舗ゴルフブランドにひけをとらない売上げを記録しているのは、こうしたタイガーの活躍とは無縁のはずがない。
ナイキとタイガーの契約料は年間でUS$25Million!! それでもナイキに損をさせないタイガーは、広告塔としても立派なスターである。
おまけ→ 1分間バージョン(画像)こっちの方が好きだ、オススメ。 もうええって!
Kyosuke
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