嗚呼!米国駐在員。
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2005年04月01日(金) |
ピッツバーグでおもうこと |
3月も今日で終わり。朝7時発のフライトでピッツバーグに日帰り出張。
アメリカ人ってのは、Vacationだか仕事だか服装だけでは全く分からないけど、とにかく朝6時前から空港がごったがえしていた。いつもの事だ。それでも、気温が上がってきてコート無しで過ごせたので、心持ち気持ちにゆとりが出来ているのを感じた。春はいいねえ。
ピッツバーグの本当に方田舎の米企業の社長と購買と面談。その後、ランチ。 これまた「イタリア系おばちゃんの家庭料理」的なレストランに入ったのだが、スープ1ドルとかラザニア4ドルとか、これでいいのか?というような値段だった。でも、なかなかボリュームたぷりでうまかった。
話を聞くと、このあたりの人たちは、みんな家からすぐ近くの職場で働いているようだ。 通勤時間も車で5分とか。多くの日本人のように職場で家を選ばずに、彼らは家を基準に職場を選んでいる。だから、「こんな田舎でクソ面白くないんじゃないか?」なんて思うのは思うほうの勝手であり、彼らは夕方毎日決まった時刻に家に帰って、家族で食事をして家族で過ごすことが幸せなのである。こういう生活を「実践」している人に実際会って話をしていると、よく分からないけど、自分の小ささというか器の狭さというか、つまりずいぶんとつまらない事にこだわって毎日生きている自分を感じてしまう。
帰りのフライトも順調。今日は何となく会社に寄る気もせずに、そのまま自宅へ戻った。
Kyosuke
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