嗚呼!米国駐在員。
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昨日から、地元の大学夜間講座の中国語会話の初級クラスに通いだした。 アメリカに来てから初めての「授業」を受ける。人数は20人弱で大半がアメリカ人。
初めに簡単な自己紹介と志望動機を1人ずつ発表せよ、と言われて、突然緊張。最初のアメリカ人が、ベラベラ〜と喋りだして何を言ったか分からないままに回りは大爆笑。愛想笑いもしようがない。アメリカ人って、本当に皆の前で発表くせがついていると思う。 でも、こんな時に受けるプレッシャーは慣れたもの。落ち着いて、自分は日本から来たこと、中国との商売が多いことを伝えた。
話を聞くと、色んな動機の人がいて面白い。 やっぱり仕事関係で中国と接するといった人が多いのだけど、奥さんが中国人で会話をしてみたいというアメリカ男性や、増便される中国便担当になった国際線スチュワーデスなどなど。また、親が中国人だけどアメリカ産まれのアメリカ育ちで全く中国語が出来ないからという女性もいた。
授業が始まる。 「ニ〜ハオ」「ターミンティンライマ?」 たどたどしくリピートするアメリカ人が笑える。普段はベラベラ喋る彼らも、しだいに蚊の泣くような声になってきて、先生から檄が飛ぶ。
こんな時、やっぱり強いのがインド人。 もう間違ってもなんでもガンガン喋って質問しまくる。語学を覚えるのはこうじゃなくちゃなあ。質問がインド英語で先生も理解出来ないけど、それでも質問を続ける兄ちゃんはエライ!
クラスは初回の授業の後まではキャンセルが可能。果たして来週は何人が残っているのやら。
結論:自分にとっては英語の勉強になった。
Kyosuke
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