嗚呼!米国駐在員。
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2005年03月12日(土) |
時差ボケ / 堀江社長 |
昨晩は、食事も取らずにあえなく午後7時に爆睡、今朝は午前4時に目が覚める。猛烈な空腹感。外を見ると一面の雪景色。ああ、戻ってきたんだ。 時差ぼけはいつまで続くのだろうか。自分の場合は、アジアに行った時よりもアメリカに戻ってきた方がキツイけど、これは人にもよるようだ。早く直さなきゃと思いつつ、昼にはまた眠くなり3時間睡眠。これじゃ、元に戻らない・・。季節がよければゴルフでも行くのが一番なんだけど。
今回久しぶりの日本に触れて驚いた事の1つは、ライブドア社長の話題が多かったこと。
アメリカにいた時から、インターネットのニュースで堀江社長の活躍は知っていた。ただ、それで分かるのは単なる平面的な「知識」だけであって、それがどの程度日本の社会の中で話題性を持って大きく取り上げられているかまではわからなかった。
例えば、本屋に行けば、堀江社長の本が何冊も目立つ場所に平積みされている。電車に乗って週刊誌の中吊り広告を見れば、堀江社長の記事があちこちに見られる。新聞を読めば、ライブドアのニッポン放送株買占めの記事が紙面を割かれている。 (新聞を広げた際のインパクト感というのは、インターネットの画一的なニュース報道では感じられない)。テレビをつければ、いくつかのチャンネルで堀江社長の生い立ちとやらが特集されていた。友人と飲んだ時も、ホリエモンの話題が出た。
インターネットのニュースだけでは、日常生活の中でのこうした現象は「実感」として感じられない。ある意味ではネットだけの情報だけでは限界もあるといえる。
それにしても、フジサンケイグループは見苦しい。 ライブドアのニッポン放送株の取得方法は合法的なものであって、株式市場の当たり前の行為である。それを、あたかも敵対買収であるかのような物言い、それでいて、自らはライブドアとは正当に価格を競い合って株式を取得しなかった。そして東京地裁に差し止めされたとはいえ、新株予約権発行という卑怯な手段。おまけに焦土作戦まで検討し、なりふり構わぬ対応をしてきている。ノーネクタイの若者が気に食わない、好きにさせてたまるか、というだけの話のような。
老人は次世代を創れないのだ。閉鎖的な日本のメディアに一石を投じた堀江社長をここは支持したい。
Kyosuke
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