嗚呼!米国駐在員。
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2005年02月17日(木) |
社内の目下に接する態度 |
年齢は5歳くらい上、少し頼りないなあ(優しすぎるなあ)、と思うくらいの会社の先輩がいる。上の人は、アイツは押しも弱いしなあ、この先、部下なんか持ってもなめられるだろう、なんて評価をしている。
今日、東京本社のその人から電話が入り、ある頼まれごとをした。かなりの無理難題だ。
「そんなの無理っすよ。」
そう答えれば、話は早い。
おそらく、「じゃあしょうがないないね。悪かったね。」で終わってしまう。
でも、一生懸命電話の向こうで説明をしてくれるその先輩、年下の自分に対するその真摯な態度に、何とかしてあげたい、と思ってしまった。そして、どこまで自分が助けになるか分からないが、出来るだけの事をやってみる、と約して電話を切った。話の内容は深刻だったけど、すがすがしい気分だった。
相手が社内の年下であるというだけで、敬意のかけらもない頭ごなしの軽い態度で接する人は実に多い。下の人間だって、上がどんな対応をしてくるかをよく見ているのである。
その先輩に対する上の評価はどうだか知らないけど、部下がついてくる上司のひとつというのはこんなタイプなのかもしれない。 少なくとも自分の場合は、あれこれ指示を出してぐいぐい引っ張る上司よりも、こうした年下でもキチンと応対できる人の下で働いた方が、自分も意気に感じてうまくいきそうな気がする。
Kyosuke
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