嗚呼!米国駐在員。
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2005年01月25日(火) ようこそ井口

ダイエーの井口が、シカゴホワイトソックスに入団する意思を固めたことが明らかになった。提示された条件は年俸230万ドル(約2億3700万円)プラス出来高払いの2年契約。正式決定すれば、日本人内野手としては松井稼頭央(メッツ)に続くメジャーリーガーが誕生する。ホワイトソックスには高津臣吾投手も在籍している。

ホワイトソックスは早々にラブコールを送っていたのに、ヤンキースやレッドソックスも獲得か、なんて噂があって中々決まらなかった。年明けには、しびれを切らしたホワイトソックスが「返事もないとは失礼だ」として獲得をあきらめたかのように、日本のインターネットには出ていた。
が、地元紙では井口獲得を前提にしたチーム作りがを進めていると書いてあった。日本のニュースもいい加減なもんだ。ちなみに、ホワイトソックスは中村ノリの獲得にも興味を示したというニュースが日本のネットで流れたけど、こちらでは一切そんな話しはなかった。奴はどうしちゃったんだろう。

メジャーで実績のない井口が年俸230万ドルとは、球団の期待も大きいし代理人もよくやったのではないか。3割15本80打点30盗塁はノルマだろう。でなきゃ、花形のショートでは使えない。日本人初の内野手である松井稼が、昨年大きく期待を裏切ったから、この井口の働き次第で今後の日本人内野手の相場が決まってくる気がする。ホワイトソックスなんて人気のない球団だから、井口も伸び伸び出来るんじゃないかな。

もっともそんな事よりも、「これで日本から客が来たら観光でホワイトソックスの試合に連れて行けばいいから、こちらは楽だな」なんて考えたりもする。去年までは唯一の日本人がクローザーの高津だったので、見に行った試合はどれも登板がなかった。そういう意味では勝手ながらやっぱり野手が欲しい。人気のカブスはチケットが取れないし、ちょうど良かった。


Kyosuke