嗚呼!米国駐在員。
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2005年01月13日(木) 決算 / 健康診断

昨日の温暖な気候から今日は一転して雪。1日で気温が20℃変わるというのも、身体には見えない影響がありそうなものだけどどうだろうか。

うちの会社の3/四半期の連結決算を新聞で見た。
会社が運営している海外駐在員向けのサイトがあってそこでも確認出来たのだろうけど、そんなもん人事関連以外はチェックしていないから、わが社のことながら新聞で情報を取ることが多い。しかも数日遅れで。決算内容は日本の景気回復に合わせてまずまずの内容だった。所属する米国現地法人は今ひとつの業績だけど、こうして本社が数字を出しているので少しホッとする。全体の数字がよければよいで、“ああ、今年の査定は誰もが期待しているから、期待通りの査定が出なければもめるだろうな” などと、いらん心配をしてしまう。こちとらすっかり蚊帳の外で高みの見物。ははは。


今日は赴任してはじめての健康診断に行った。
これまで面倒臭いので全く行く気も無かったのだけど、労働安全衛生法に基づいて必ず実施せよ、と本社からの矢の様な督促があったので、半ばやむをえず、である。

胃の透視検査でコップになみなみと注がれたバリウムを飲んだ。
日本で飲んだ事があったんだけど、こんなにまずかったっけ、こんなに量があったっけ?と思った。アメリカ人のおばちゃん2人に囲まれて、「頑張れ!」とか、「もう少し」なんて言われながら。ようやく飲み終わって、「どうだった?私の作ったミルクシェークは?おいしかったでしょ。」なんて言われるものだから、こちらも苦笑いするしかない。

その後日本と同じように一通り検査をするけども、なんだか手抜きされていると思う位、あっさりしている。
面談で、日本にいたときに毎回指摘されていた問題点を話すと、「まあ、大丈夫でしょう。そんなもんですよ。」で終わってしまった。確かに自覚症状はないけど、日本の医者がいかにも深刻そうな顔で、あれはするな、これは食うな、と繰り返していた事を考えると、ほんまにええんかいな? と逆に心配になってしまうくらいだ。
最後は「いたって健康!問題なし!」で検査終了。

まあ、気分は悪くはない。自分の体調がどうだ、とか最近は考えたこともなかったから、やっぱりそれが健康という事なんだろう。

ちなみに、今日の健康診断で約800ドル支払った。これでも安い方らしい。それにしても高いよなあ、米国の病院代って。


Kyosuke