嗚呼!米国駐在員。
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2004年12月20日(月) Vacation後の社内トークについて

久しぶりの出社で、案の定、机の上は大爆発。
優先順位を決めて1つ1つ取り組んでいく。出張帰りの時はそうもいかないけど、今回は休暇帰りなので、俄然やる気があってはかどる。それはそれで、なかなか充実感があってよろしい。


会社では、会うスタッフ会う現地スタッフから、「Vacationはどうだった?」と聞かれる。休暇後は必ず聞かれる。

こういう時は、“如何に素晴らしい休暇だったか”を丁寧に具体的に、かつ楽しそうに話す必要がある。日本人は(俺だけか?)、こういうトークがあまりうまくないような気がする。

人様が一生懸命働いている時に1週間も休んでしまった、といううしろめたさだろうか、どうも思ってもいないような否定的な面をかいつまんで話してしまうようだ。

「天気はよかったんだけど、やっぱり人ごみがすごくてね。」
「8時間のフライトはちょっと長すぎるね。」なんて。

こう言うと、アメリカ人は不思議そうな顔をする。そりゃそうだな。
せっかくのVacationに文句言うんだから。

これって、ねたみややっかみを気にする日本人の性格もあるんだろうか。
嫌だ嫌だ、ムラ意識というかなんというか。職場の日本人も休暇の度に疲れただのいう人がいる。じゃあ、いかなけりゃいいのに、と思いながらも、自分もついついそんな事を言ってしまって、はっとする時がある。

だから今日は、休暇は思いっきり楽しかった、と言いまくろうとしたのだけど、Vocaburaryの貧困さと、何したの?と聞かれても実はグダグダしていて何もしていなかった、という事で、うまく会話が続かなかったな。

まあいいか。


Kyosuke