嗚呼!米国駐在員。
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2004年12月04日(土) ハワイのゴルフ 日本人料金

来週一週間はvacationを取ってハワイに行く。
実質、赴任以来1年半以上たって初めてのまとまった休みなので、たまにはいいではないか、と思うのだけど、あいかわらず日本人駐在の中には、「そんなに長くハワイなんて。新婚旅行じゃないんだから。リッチだよなあ。」と嫌味のひとつも言う人もいるのであった。まあ、別に気にしてないんだけど。

滞在中に何日かはゴルフをしようと思って色々調べているのだが、面白いことに気がついた。

「露骨な日本人料金」

あるゴルフ場のホームページ。表紙で、日本語とENGLISHが選べる。楽なので日本語を見ていたのだけど、料金は90ドルだった。ENGLISHの方がコースの情報が多いのかな、と思ってそちらものぞくと、何と料金は50ドル。アメリカのID(免許書)を出せば特別料金なんてところもあった。

また、別のコースに電話して予約しようとした時。
名前を述べて料金を尋ねると、「日本人か?」と聞いてくる。「そうだけど、アメリカに住んでいる。」と言うと、これまたホームページよりも安い価格を言ってきた。

日本人はハワイのゴルフ場で嫌われているんだろうか。
ややこしい客なのか、足元を見られているのか。

確かに100ドルという料金は、日本からすれば安い感覚でそんなに疑問も無く支払ってくるかもしれないけど、アメリカ本土からすれば、100ドルというのはちょっと勇気のいる価格である。

観光地とはいえ、こうした露骨な価格差というのは何だかあまりいい気分はしない。
というよりも、いちいち「もっといい値段があるんじゃないか」と疑わなければならないのが実に面倒くさい。東南アジアの露店の値切り交渉じゃないんだから。


Kyosuke