嗚呼!米国駐在員。
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2004年11月22日(月) |
上海でキムタクを見た |
12日振りの出社。 デスクの上は嵐の後。効率よく片づけをして優先順位を決めて仕事を処理していく。淡々と処理していく。救いは明日(今日か)、日本が祝日という事で1日時間が稼げることか。それにしても、いつものようにアメリカ人に囲まれて仕事をしていると、つい数日前まで中国の喧騒の中にいたことがまるで夢のように感じる。
そうそう、上海でキムタクを見た。ほぼ、彼に間違いないと思う。 それは先週のこと、仕事が終わって現地のスタッフに夕食のリクエストをする。
「上海蟹が食べてみたい。高くてもいいからとにかく上品でうまい所を連れて行ってくれ!」
「一軒知っていますが、そこはおそらく中国人しかいませんよ。 日本人、いないけどいいの?」
「没問題!」
という事で、予約をして上品なビルの最上階のいかにも高級そうなレストランに入る。なるほど、ほとんど中国の人ばかりだ。店員には英語も日本語も通じない。
目の前に上海蟹に悪戦苦闘していると、入り口から日本人らしき人が5〜6人店に入ってきた。男女とも、どうみても“業界人”っていう格好と顔である。どんな雰囲気か説明しろ、と言われると困るのだけど、とにかく業界人っぽい。ぼんやり眺めていると、一番最後に黒の革ジャンを来たイケメンが入ってきた。
あれ?どっかで見たことあるな。キムタクに似ているな!?
背は小さかったけど、顔は浅黒いが嫌味もなくてカッコいい。妙な雰囲気も醸し出している。 トイレを装い、何度も彼の座ったテーブルを前後して確認したが、もう間違いない。キムタクだ! 客先を背にして上海の夜景を望める位置に座っていた。
別にファンでもなかったのだけど、確かにあの甘いマスクは30を越えたオヤジでも感心するほどの美しさ。日本人もいないし回りに気がついている人はいないようだった。
そう思うとこちらも何故か緊張した。本人にとても喋りかける勇気もなくその場を後にしたのだが、その晩にホテルで見た中国のテレビでキムタクの特集がされていたので、本当に何かのキャンペーンかなんかで中国入りしていたのは間違いない、のだろうか?
それにしてもカッコよかった。あの笑顔は反則である。でも、キムタクってあんなに背が小さかったのかな? 自分もあんな顔に産まれれば、人生変わったのかもしれないなあ、なんて思ってみたりする。← 考えるだけアホである。
Kyosuke
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