嗚呼!米国駐在員。
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2004年11月14日(日) |
中国4日目 思うこと |
毎度のことだけど、上海の「日本化」には驚く。そのスピードがまだまだ加速しているような気がする。 日本人向けの雑誌も多いし日本食レストランもあちこちにある。ローソンもそこらへんにあるし、日本語を話す人も多い。
日本からはビザも要らずに飛行機で数時間の距離の大都会。 日本のビジネスマンからすれば、国内移動の延長という感覚じゃないだろうか。だからこそ、上海に来る日本人は、海外にいるという意識は希薄になってしまい無意識のうちに日本的な発想をしてしまうのではないかと思う。こんな事が日本人が中国で直面する多くのトラブルにもつながる気がする。
といいながらも、日本文化のかけらもないアメリカの田舎に住んでいると、日本飯屋に苦労しないというのはうらやましいなあ。日本飯の中でも、今日は味噌ラーメン、明日はローソンのおにぎりって、選択権があるってのは、異国にいながら贅沢や!(ひがみ半分)
昨晩は、ふらりとホテルの裏の日本食居酒屋に行った。 食べ放題飲み放題で160元(2000円)。店に入るなりずらりと揃った小姐が「いらっしゃいませー」と大声で叫ぶので、少々気恥ずかしい。 久しぶりに生ビールを。うまい。3杯飲む。食事もお造り、揚げ物、串焼き盛り合わせ、寿司、と食べまくった。 担当の女の子が2人、じっと後ろで立っている。何か仕事を与えないと悪いと思ってしまい、慌てて食事を平らげてしまった。彼女らはどうみても10代の女の子、出身は安徽省と言っていた。西武の松坂によく似ていたな。
それにしても、上海で見る日本人のオヤジは実に偉そうで鼻につく。 特にレストランでウェイトレスを呼ぶときに、「パンパン」って手を叩くのはどうかと思うけど、これは中国の習慣なんだろうか。 女性同伴でもレディーファーストも何もあったもんじゃない。なんか下品なんだよなあ。アメリカではどんなくたびれたオヤジでも、女性を大事にする。最初はわざとらしいなあ、とも思ったのだけど、下品な日本のはげオヤジとは比較しては失礼だな。
Kyosuke
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