嗚呼!米国駐在員。
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2004年11月09日(火) |
中国からのドタキャン |
現在夜の10時半前。久しぶりに遅くまで事務所に残っている。 2日間社内を空けていた事に加えて、明日からの出張の準備が大詰めだ。
中国の出張はいつも直前でバタバタする。 その多くは現地の訪問先が、自分の都合で勝手にスケジュールを変更してしまうからだ。
中には、明らかに意図的に出発直前に変更を言ってくるところもある。いろんな事情で、こちらが「招かざる客」であるのだが、でも訪問を断ることが出来ないという微妙なケースがこれに当たる。(そんなケースあるんかいな、と言われても結構あるんですな、これが。)
今回も、つい先ほど、 「その日はどうしても駄目だ。この日に変えてくれ。」 と言ってきた。こちらにとっては今回の出張で外すことが出来ない重要な相手からの連絡だ。変えてくれ、と指定した日が図ったように自分の帰国予定日の翌日。
うまくやったもんだ。 こちらに気を使いながらもうまく断ろうとしている。
JAPANESE BUSINESSMAN をなめてもらっては困るよ。 まずはそしらぬ顔で相手には変更を了解する。
同時に、すぐにUNITEDに連絡をして、チケットの変更を申し出る。格安チケットだから変更が出来るかどうか、キャンセル代金がいくらかかるのかは明日まで分からないが、そんなことを気にしていては商売は出来ない。
そういえば、確か前回も帰国日を直前で変更したなあ。
そしてまた現地に行ったら行ったで予想もつかない事態が起こるんだろうな。 これもまた、アジアと商売をする楽しみでもある。 決まりきったアメリカの契約社会の中で一見スマートな仕事をしていると、こんなぐちゃぐちゃが刺激的でもあり、自分をやる気にさせるのだ。
Kyosuke
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