嗚呼!米国駐在員。
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2004年11月06日(土) 中国出張へ

来週の10日より中国出張が決まった。わずか3日前の事である。

取引先にて12日の午後から行われるミーティングに参加する為に、10日の朝のフライトに乗らねばならない。いつもは電話やメールで気軽にやりとりしていても、こうしてみると改めてはるかな距離を感じざるを得ない。

上海まで14時間のフライト。本来はビジネスクラスで行きたいのだけど、会社もこんな若造にビジネスを許可してくれる訳もなく、当然エコノミー席。もっともわが社の米国法人の規定は、どの役職からビジネス可とかそんな規定はないのだが、こちらも初めからビジネスで行かせてくれなどと頼んでもいない。2日前にUNITEDでチケットを予約したのだが、料金はたったの820ドル。これって、日本から中国行くのとあまり変わらないのではないかな。その代わり中国で6日滞在しないといけないが、もともと1週間くらい行く予定だったので問題はない。
5月に行った時は2400ドルほどだったから、約3分の一である。いくら需給バランスがあるといっても、そんなに今は閑散期なのかねえ。

14時間のフライトを考えると確かに憂鬱なのだが、営業なんていうのは直接話をしなければどうしようもない局面がある。メールや電話でのフラストレーションを解決するには、直接FACE TO FACEで意見をぶつけあうのが一番いい。

かくいう私は日本企業の米国駐在員として、アメリカ企業の客の為に中国の会社から買い付けをするのであるが、中国の人から見るとこうした立場というのはいつも不思議がられる。
アメリカ人にとってまだまだ中国というのはよく分からない国、というイメージも強いようで、商売をするのに不安が多いようだ。我々からすれば商機あり、という訳である.



Kyosuke