嗚呼!米国駐在員。
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2004年11月05日(金) |
何があったか?今日は予定外の更新。 |
今日は予定外の更新だ。 昨日の日記を読んでもらえた方であれば、何があったのか?と思われるであろう。
朝10時半に予定通りレーシックへ。 40分あまりに渡る検査を行い、目は全く問題なし、の結論が出た。さあ、手術である。
その前に膨大な誓約書だのなんだのにサインをさせられる。その中には、レーザー室の手術光景を公開してもいいか、テレビモニターで術中の目をアップにして公開してもいいか、という項目があった。そんなものは望まないので当然「NO」にしたのだが、結構な割合で公開している人が多いのには驚く。 ここはショッピングモールの中の一角にあり、前を通る買い物客がガラスの中の手術光景や、眼球がクローズアップされた大型スクリーンが外から見えるようになっている。それだけ、視力矯正手術は安心で信頼できるもんだ、ということを強調する狙いもあるのだろうが、やっぱりそんなものはギャラリーにお見せするものではないと思うんだけど。
その後、何度も繰り返し質問の機会が与えられ、丁寧に説明も繰り返してくれた。 気をつける点は、手術後はすぐに帰宅して数時間眠ること、1週間は目をこすらないこと、シャワーの際には目に水が入らぬように注意すること、直射日光は避けること。
そこで別室のリラックスルームに連れて行かれ、薬を飲む。まあ精神安定剤というか、緊張を解く薬のようだ。数時間後の睡眠効果もあるらしい。 その薬を飲んだ。後は15分たてばいよいよ手術。10分くらいのんびりしていた頃だろうか。ここまではすこぶる順調であった。
そして 「Are you ready? レーザールームに行きましょうか。」という段になって、なんとそのリラックスルームに突然、迎えに来た嫁が現れた。
「駐車場に止めた車が全く動かない....」
一瞬何のことか分からなかったけど、咄嗟に考えた。車が動かなければ帰れない。とても手術後の目が朦朧としている中で、いつ来るかも分からない修理工場を呼んであれこれやりあう気はなかった。 先生たちには申し訳なかったが、本当に土壇場で手術は仕切りなおしを願い出て、レーシックを後にした。
車はバッテリー上がりだったが、修理が来るのに案の定時間もかかったし、外は珍しく晴天だったので手術後でなくてよかった。
また、実は来週は出張が重なっており、飛行機に乗っても全く影響はない、と言われていたのだが、目のことだけになんとなく嫌な気分ではあったので、まあ仕切りなおしでよかったかもしれない、と好意的に考えることにする。
家に帰って我慢できずに爆睡3時間。薬の効果はあった訳だが、何とも意味の無い眠りであった。
なかなか世の中を明るく見させてくれないなあ。
Kyosuke
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