嗚呼!米国駐在員。
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2004年10月28日(木) またもやイラク邦人人質

イラクでまた邦人人質が出た。

今更何やっているんだ、という気持ちと、勝手にしてくれ、もう知らん、という気持ちだ。前回の3人の人質とは全く違い、今回は何の含みも目的もないようだ。もうわざわざ報道する必要すらないのでは、と思う。

単なる世間知らずなお坊ちゃんにしては、大いに世の中騒がせている事になった。おそらく日本では相当たたかれているに違いないな、この24歳の男。このまま解放されないより、解放されて日本に帰って日本で生きていく方が、もしかしたら辛い人生かもしれない。

「自分探しの旅に出た」とイラクに出たようだけど、自分を失う場所を選んじゃ、しょうがないだろって。だいたい、お気楽に旅なんかして本当の自分なんか見つかるわけない。

両親の記者会見はアメリカでは見れないけれど、イラク行きさえ知らなかった親御さんの気持ちを考えると、何とも言葉が出なく気の毒だ。

こんな親不孝があるだろうか。

この人質の彼、憔悴しきってカメラの前で頭を下げる両親の姿を見る事ができたら、一体何を思うのだろうか。












Kyosuke