嗚呼!米国駐在員。
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2004年10月08日(金) |
大統領TV討論〜やっぱブッシュ? |
朝5時半に起きて出張先から朝一の飛行機で戻る。東部時間だから、中部では朝4時半起き。そこまでして、定時出社に間に合わす必要もなかったな。
さすがに丸3日も会社をあけていたら、なんんやかんやと雑務の処理が多い。かなり集中して出張報告も含めて仕事をこなす。さすがに夜8時にぷっつりと集中力が切れてお開き。疲れたなあ。
どうも駐在していると、こうした疲れが充実感というよりもストレスになりがちだな。一体なんでだろうか。日本と違って周りに誰もいないところで働くから、何で俺だけが、って思ってしまうんだろうか。 よく分からないけど、何となくイライラしてとても身体に悪そうだ。
帰ってメジャーリーグのプレーオフと大統領のTV討論を「観戦」。松井は4番でラッキーなホームラン。TV討論は初めて見たが、全米の主要チャンネルは一斉に生中継して、ピリッとした迫力があった。
内容は別にすれば、ブッシュ大統領の方がはるかに堂々としており、強く決断力のある指導者のように見える。ケリーは何となく表情がピリッとせずに頼りない。
このTV討論、テレビを通じて米国民がどちらの候補に親しみを感じるかも重要なポイントと言われるから、人柄というのもおろそかに出来ない。
ニューヨークの広告代理店による調査では、両候補をビールとコーヒーのイメージで比較すると、ブッシュは「国産の大衆銘柄ビール、ドーナツ店のコーヒー」で「庶民性と強さ」を感じるのに対し、ケリーは「輸入ビールと専門店のコーヒー」で「キザで優柔不断」とみているようだ。
この討論を見る限り、ブッシュの方が好きと答えるアメリカ人は多いのだろうと思う。
個人的には強引な政策のブッシュの再選は何としても阻止してもらいたい(ブッシュは自分の仕事上でも大いにデメリットありなのだ!)のだが、対抗馬としてのケリーもちょっと不安を感じるんだなあ。個々の政策を見ると、ケリーの方が良かったり、ブッシュの方がよかったりで、あまりにも課題が多くてどちらかに肩入れできないのも事実。
日本をなめきっているブッシュより、ケリーの方が日本政府にとってはいいかもしれないけど。
Kyosuke
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