嗚呼!米国駐在員。
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2004年08月22日(日) 世間はオリンピックのようで。

今日の朝刊で日本がメダルを19個も取ったことを知った。

えっ!?いつの間に?

(おそらく)日本では日本人選手が出場する試合を中心にテレビ中継をしているように、アメリカでは当然アメリカ選手またはチームが活躍する試合しか放映しない。しかも何だかよく分からないけど録画である。
これが、うーん、やっぱりつまらない。アメリカが金を取ったときの表彰式のアメリカ国家演奏、何回耳にすりゃあいいんだろうか。選手もまるで知らん。

アメリカで生活している以上、こればかりはしょうがない。

でもやっぱり見たい日本の活躍。
特に気になるのはプロで固めた野球チーム。
金が当然の中の当然の中で、プロ選手が必死に勝利をもぎ取っている姿がネットの記事でもよく分かる。中村がバント、良伸がヘッドスライディングだって。こんながむしゃらな野球なら大歓迎。日本のプロ野球はごたごたもめているけども、野球はビジネスの対象である前にこんなに熱いスポーツなんだ、と再認識するきっかけとなればいいと思う。

レスリングも金が当然と言われているけど、その過酷なプレッシャーをどうはねのけて普段どおりの力を出すのか。浜口京子もオヤジ、アニマルは、娘が金を取ったときには喜びのあまりどうにかなってしまうんじゃないだろうか。

こんな試合が再放送でさえも見られないのは、なんとも残念である。


アメリカ選手の活躍だって面白いとは思うのだけど、結局‘その裏’に潜んだ人間ドラマがこちとらさっぱり分からないという事が、見ている側からすればドラマのない単なる競技になってしまっている。

この違いは大きいのである。


Kyosuke