嗚呼!米国駐在員。
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2004年08月04日(水) |
練習は自己満足? / コミュニケーション |
8月に入りだんだんと日が短くなってきた。 つい先日まで午後8時半までゴルフをやっていたのは嘘のようだ。もう8時を回ると薄暗い。あの、暗黒の厳しい長〜い冬が一歩一歩近づいてくると思うと、実に心寂しい気分になる。それにしても、米国中西部の夏は最高だ。気温が30度になったとしても、本当にカラっとしている。車に乗っても家の中でも、今年は一度もエアコンをつけていない。たまに日本に電話すると、みんながみんな暑くてたまらんって言うのだが、その暑くてたまらんっていう感覚がどんなものか、思い出せなくなってきた。不思議なものだ。
今日はとっとと仕事を終わらせて、ゴルフの練習に行った。 先週末にあまりにもゴルフが辛かったので、せめて辛くないようにしなければならない。思い切って自分なりにグリップからスイングから色々変えてみたのだけど、これもそんなにうまくいかない。そのうちに、元々どんな風に打っていたのか思い出せなくなってしまった。やれやれ、である。
思うんだけど、月に数回しかしないゴルフの練習なんて、単なる気休めではないだろうか。 同じポジションから続けてぽんぽん打つ、そのうち身体で色々修正しながらうまくいくようになるのは当たり前。でも最後はそれなりに自己満足。そして時間をおいたらまた元通りに戻っている。
でも、こんな繰り返しをしなければ、なかなか自分で修正なんて出来ないから、やっぱりこの繰り返ししかないんだろうか。 指導方法だって、教える人によって全然言っていることが違うしなあ。結論としては、自分はゴルフの腕を磨くことにそれほど熱心ではないという事かもしれない。うまい人ってのは、あれこれ考えずにひたすらボール打ってるからなあ。
家に戻ると、朝を迎えた中国の取引先から2件、電話が入る。 こちらのつたない英語でも、「もっとゆっくり喋ってくれ」と言われて、こちらも気分をよくする。 中国との商売は色々とトラブルは多いけども、一生懸命さが伝わるからこちらも何とかせねば、という思いになる。ビジネスには、交渉テクニックだとか業界経験っていうのも必要だけども、熱意、一生懸命さっていうのも相手を動かすには大事な要素だと実感するのである。
と、書いているうちにまた1件中国から電話が入った。 昔はインド人と中国人はうるさいなあ、なんて思っていた事もあったが、国際ビジネスはコミュニケーションが命。 日本人(うちの本社)なんかの以心伝心というか、分かるだろ、みたいなメールがポロリとくるより、こうして電話で細かく突っついてくれたほうがはるかに意思疎通が図れると思うのである。
Kyosuke
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