嗚呼!米国駐在員。
<目次>戻る進む


2004年05月28日(金) 米人の自己主張

時差ぼけなのかなんなのか、とにかく眠い。
日常生活が普通に始まると、つい数日前まで中国の喧騒の中にいた事が遠い昔のように感じてしまう。

あるプロジェクトでアメリカ人と仕事をしているのだが、ある部分の扱いになると「俺が担当だから俺が仕切る」と譲らない。実に良いことだ、と思う。仕事をやる上でこれくらいの意気込みがないと何も進まない。

一通り打ち合わせて、「じゃあお前の方から今日問い合わせをして、解答をもらって進めるように」と指示をして帰ってくる言葉は「任せとけ!お前は心配しなくていい」。いやあ実に頼りになる。

そして午後4時45分の定時ぴったりに、その米人は「グッナ〜イ」と言いながら帰ろうとする。まさか。念のため聞く。「例の件は問い合わせのメールしたのか?」「今日はオイル交換するんでもう帰らなくっちゃいけない。今度またやる。Have a Nice Weekend!」「えっ、ナイスウィークエンドって、まだ木曜日じゃないか。」「明日は休暇を取って遊びに行くんだ。天気はどないやろか。月曜日も休日だから4連休。ちょっとしたホリデーってやつかな。」

もちろん日本は通常通り休日ではないので、その分お互い仕事がストップする。
こちらが連休だからこそ、その前に状況を相手に一通り投げておこうという発想はあまりないらしい。
案の定、夜7時(日本時間午前9時)に日本から電話が入る。「どうなってるんや?何もメールきてへんで!?」 結局、来週火曜日(日本時間来週水曜日)まで待つわけにはいかずに、自分でやってしまう。

しかし、これがばれると、「俺がやるっていったじゃないか。人の仕事を奪った。」と言われて下手すりゃ訴訟だから、すっとぼけることも必要になってきて実にやりづらい。この男はいい奴なんだけどな。かといって残業を強制も出来ないし、こういった場合の扱いは非常に困る。たいした事がない内容であれば、こちらも関与しないのだけど、内容に重要度が増すと迷惑をかける相手も増える訳で。

結局、日本人が働きすぎという事か。
ある意味で、この米人がうらやましくなるのである。


Kyosuke